木古内町で毎年行われる神事、「寒中みそぎ」がスタートした。神社に籠り、今日から昼夜を問わず水ごりを行い15日に行われる津軽海峡で御神体を清めるための神事である。
午後6時から参籠報告祭が始まり、式典終了後に行修者は初めて1回目のみそぎを行う。
今年は、水ごり用の桶を新調したらしく、4人桶を持って写真を撮ったが、普段ではあまり見られない光景である。普段は、1人だけ桶を持ち水ごりに向かっている。
新調された桶
雪が降っていればいい雰囲気でいいのだが、降りすぎるくらいの降雪で初回の水ごりが行われた。
参籠報告祭終了後、最初の水ごり
水ごり風景
神社本殿から出発するシーンである。水ごりするのは、だいたい30分から1時間の間隔で行われるのだが、行修者が行いたい時に出るらしい。太鼓の合図で出発し、太鼓で終わる。行修者が帰ってきて寒い思いさせない為に、囲炉裏でタオルを暖め水ごりの終了を待つ。
初日の4人の表情をアップで撮影した。
初日から「ちょろちょろ」の荒行も行われた。表情を見れば辛さが良くわかってもらえるだろうか。
別当
稲荷
山ノ神
弁財天
初日は、多く水ごりが行われるようだ。深夜まで水ごりが行われた。行修者が寝るまで一応にお邪魔させてもらった。朝の5時に、水ごりが行われるようだ。