伝統行事・神事 例祭(お祭り) 本州の祭り

【弘前市の祭り】青森県弘前市 岩木山神社・お山参詣「朔日山(ついたちやま)」(平成29年)

2017年9月20日(水)に取材

3日間に取材された、最後の取材先が「岩木山」ということで登山することで装備をそれなりに考えければならず、弘前市で購入し、深夜に岩木山へ向かいます。

岩木山は、8合目まで津軽岩木スカイラインを使用し、リフトで9合目まで向かいました。取材陣は、1時間早めに使用できるとのことで、早速向かいました。

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いざ!目指すは頂上

とにかく、夜明け前の登山ということは初めての体験です。ライトを購入し、約数時間ほど頂上にいるので、あらたに衣類を購入し、万全の体制でこの朔日山(ついたちやま)の行事の目的でもある「御来光」を撮影して戻りたいということもあり、少々緊張しておりました。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 登山

辺りは当然闇夜ですので、印となる物を探しながらの登山ということで少々どころか、難しい登山でした。
マスコミの人に道を譲り、その後ろを歩くということして苦労しながらおおよそ30分くらいの闇夜の登山完了です。奥の院到着です。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 頂上

岩木山神社のお守りも売っており、買い求める人も少なくない状況でした。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 奥の院

頂上の状況

多くの人が御来光を見ようと、早くから頂上を目指しておりまして、場所が少ない状況でした。その中二人のカメラマンは、場所を別れて撮影に挑むことにしました。
この時、晴れておりあとは御来光を待つだけという状況に、下を見ると、

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 頂上より

弘前市らしい夜景が見られました。弱い光なので高感度にカメラを設定して撮影しました。
到着した時は汗をかいでおり、山頂の天候は晴れ。とりあえず暑いので、上着を脱いで涼んでいましたが、だんだん暑さが引くと寒いと感じて来ました。朝焼け少し前では、寒い状況がマックスに。動かなきゃと思い、撮影をしておりました。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 頂上 朝焼け

周りを見ると、御来光を一目見ようというお客様で囲まれておりました。これでも少しは、曇ったり晴れたりとくり返しておりました。

ついに御来光、と共に天候が!

さてあと少しで御来光という時から、岩木山山頂では濃い雲が出て参りました。これは大丈夫かなと感じておりますと、山頂で祭囃子が奏で始まりました。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 頂上 参加者

周りはこのような状況です。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 頂上 参加者

参加者は、御来光を今か今かと待っている状況に、また雲がやってきたり通り過ぎて見たりと、ヤキモキする状況が続きます。登山囃子の音色がその御来光が招くように、大勢の人の願いを載せて鳴り響きます。

そして・・・

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 朝日

出たぁ〜

見事に出てくれました!なんとも言えない感動・・・
雲をかき分けての御来光・・・
嗚呼、と感じることもできず、夢中にシャッターを切っておりました。この光景も数分程度でした・・・
天岩戸のように御隠れになった感じでした。それでも僅かでも感動的な御来光を拝むことができました。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 頂上 奥の院にて

雲に隠れてもまた見られるかな?と思っておりましたが、あおの2〜3分あったかどうかの瞬間でした。それ以降は、頂上は雲に隠れてしまいました。奥の院にて参拝して、下山することにしました。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山にて 下山風景
 
深夜の登山よりは、周辺の様子を見ることができますが、それなりに気をつけて下山しなければ足を踏み外すと確実に死にますね。
下山を見守る山のガイドさんも、皆さんの下山する様子を見守っております。

数年前は、あそこ(指をさして)でケガ人が出たので、注意してくださいね。

とアドバイスを頂いたりしながら、無事に下山することができました。

平成29年 青森県弘前市 お山参詣 岩木山神社
 
岩木山神社前にて、最後の一枚。
これだけドラマチックに御来光を見られてよかったです。いいことがありそうです・・・
 

岩木山神社「お山参詣」まとめ

岩木山神社「お山参詣」素晴らしいお祭りでした。今度また御来光を見に行きたいと感じました。
お山参詣の撮影ポイントは、
 
・お山参詣「向山(むかいやま)」
 ここでは、岩木山神社の参道が祭りが行われる雰囲気が出ています。雰囲気いいカットが狙います。
・お山参詣「宵山(よいやま)」
 この日は登山囃子を奏でながらの行列が、岩木山神社を目指して進行しています。岩木山神社で待って見るというのが、まとめて見られますが進行の様子を見るのであれば、毎年出ている地区を狙ってもいいですね。
・お山参詣「朔日山(ついたちやま)」
 御来光を見るために体力温存しておき、登山して無事に御来光が見られれば最高ですね。9合目から岩場が多いので、足元注意です。登山する道具も揃えておけば大丈夫です。
 
有名な祭りですが、参加すると数倍楽しめる祭りだと思います。笛や太鼓、鉦のどれでも習って見るというのもいいでしょうね。私個人的には、登山囃子を奏でられたらカッコがいいと思います。

近年、登山する祭りの取材が多いです・・・本格的に登山祭り専門ではありませんのでご注意ください(笑)
無事に戻られてよかった〜
  
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