北海道の祭り(神社)、郷土芸能・文化、風習、伝説などの写真を中心の巡礼日誌です。松前神楽の取材も継続していきます。

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【北海道沼田町の祭り】沼田町・夜高あんどん祭り(平成30年)

2019年8月31日

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2018年8月24日に取材

今回は、沼田町の夜高あんどん祭りを拝見しました。生憎の大型台風接近となり、祭りも行われるかどうかわからない中での取材ですが、とりあえず現場に行ってみないとわからないので、行くことにしました。

沼田町へ入る

初めて行く町でしかも本番の時刻なので全てがわからない状況の中、駐車場を確保して練行を待ちました。
ふと町に飾られているのは、祭りの幟(のぼり)です。もう向こうには、あんどんが練行しておりました。
平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 のぼり

「沼田あんどん祭り」由来

雰囲気のあるこのあんどんは、北海道の物ではないようです。北海道の祭りは、入植者が関連しているのは今まで訪れた祭り先でよく見えます。由来を調べてみますと、

今をさかのぼること350年前。承応2年(1653年)、越中・砺波の里での出来事でした。
福野村の鎮守の氏神として、伊勢神宮より御分霊を勧請した還宮の行列。御一行は、加賀と越中の国境である具利加羅峠にさしかかったところで日暮れを迎えてしまい、どうにも先へ進めぬようになってしまったのです。
この知らせを飛脚で知った村民達は、手に手に燈火用のあんどんを持って峠へとはせ参じ、村を挙げて奉迎したとか。
これを起源として祭りが生まれ、地元で代々受け継がれてきたということです。そして昭和52年、当町の開拓者・沼田喜三郎翁のふるさと(現在の富山県小矢部市)の松本市長と津沢の有志の方々により、沼田町の開基80年(昭和49年)を喜縁としてわが町に伝承されたのが「夜高あんどん祭り」。
はるか津沢で灯されたあんどんの灯は、沼田町民の心にも赤々と火を灯しつつ続けております。

北海道沼田町ホームページ「夜高あんどん祭り」の由来」より引用

このような祭りにちょっと特色のある祭りを見られるのは、富山県からの入植者が持ち込んだものが多いと感じます。郷土芸能の獅子舞を見ても、富山からの入植者の地元の獅子舞を故郷を想い、新たな大地・北海道にも持ち込んで保存・伝承しているということが少なくないです。
この祭りの原型は、富山県小矢部市津沢地区で行われる夜高祭(田祭り)であります。こちらの方も調べて見ました。

発祥年代は定かではないが、富山県砺波平野一帯の農村部で室町時代におこった田祭りが原型であろうと推測される。津沢に隣接する南砺市福野地域の福野夜高祭は承応年間の伝承文献があり検証されているが、その周辺の市町村も同じ時期に派生していったであろうと思われる。田植えが終わったあと、「やすんごと」と称して五穀豊穣を祝い御祭りをしていた形跡は各地にある。

また、この夜高祭りは、小矢部市の姉妹都市で、同市新西(旧 新西嶋村)出身の沼田喜三郎らが開拓したことから町名にもなった、北海道沼田町に、1977年(昭和52年)から沼田の夜高祭りとして伝承されている。沼田の夜高祭りは、今や北海道の三大行燈祭りに挙げられるまでに発展している。

ウィキペディア「津沢夜高祭り」より引用

夜高あんどん練行開始

あんどんの行列ということで、交差点であんどんを待つことにしました。笛や太鼓の音を聞くと、「祭り」の始まりを感じます。
平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 大型あんどん点灯・練行01

笛吹きなので、どのような笛を吹いて、祭囃子はどんな感じなのかと感じるのは仕方がないですね。江差町の姥神大神宮渡御祭・蛭子山の祭囃子は、五本調という笛を使用します。基本は、六本調だと言われます。蛭子山は、一つ低い音の出る笛です。こちらの笛は、基本の六本調しかも祭り用なのか、6穴の笛を使用しているようです。
平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 大型あんどん点灯・練行02

あんどんは夕暮れになり、辺りが夕焼けに染まりました。祭りもだんだんと盛り上がりを感じてきました。
平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 大型あんどん点灯・練行03

あんどんに火が灯ます

日が暮れると、あんどんに火が灯ります。なんとも綺麗な山車になります。威勢のいい祭りの掛け声と、祭囃子が鳴り響きます。
仕掛けのあるあんどんもあるようで、迫力満点です。

あんどんに、ビニールを掛けての練行です。大型台風はもうそこまで来ているかのように風が強くなりつつあります。

平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 大型あんどん点灯・練行05

平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 大型あんどん点灯・練行06

夜高あんどんぶつけあい

沼田の駅前にあんどんが来ると、ぶつけあいが始まります。対決ということで、両者前進部分を壊し合います。

平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 夜高あんどんぶつけあい01

前進部分は、壊れるので替えのあんどんを付け直して、再びぶつけ合いが始めます。

平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 夜高あんどんぶつけあい02

桟敷席も用意されており、事前にチケットを購入しなければ入ることができないようです。その場でも入られる仕組みが欲しいと想います。でも晴れて入れば、もっと大勢の人がいらっしゃると思います

平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 夜高あんどんぶつけあい03

初日、大型台風の影響を見て「ぶつけあい」も1回のみ行われて、初日の「夜高あんどん祭り」は、最後に行われた「越中おはら踊り」でした。ここでおはら踊りが見られるのは、ラッキーでした。

ラストは、越中おはら踊り

一度風の盆を見て見たいというのは、祭りを撮影するものとしては行って見たいところだと思います。テレビで何度か見たことのある「越中おはら踊り」でした。

平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 越中おわら踊り01

「夜高あんどんぶつけあい」が、1回だけ行って残念に思って思っていましたが、この踊りが見られてよかったです。何とも優雅な踊りです。

平成30年 沼田町 夜高あんどん祭り 初日 越中おわら踊り02

「夜高あんどん祭り」まとめ

情報源は、沼田町のホームページのみ情報で楽しめました。今回はロケというスタイルに近い感じです。
機会が合えばまた見て見たいと思います。
 
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