2月4日に行なわれた、江差町たば風の祭典の郷土芸能フェスティバルで、公開された江差沖揚音頭である。
この唄は、「にしん漁」の厳しい作業の中から生まれた。にしん網をおこし(切声唄)大タモで汲み、舟にすくいあげ(沖揚げ唄=ソーラン節)網に産卵したカズの子を叩き落とし(子叩き唄=盆躍りのいやさか音頭)、帰り舟(舟こぎ唄)へと続く。
姥神大神宮渡御祭で、各山車の若い人達がご祝儀のあがった家や神社で披露する「切り声」はここからであろうと思われる。江差の若い人達は、かっこいい切り声をあげるは感動する。