木古内町 佐女川神社・寒中みそぎ祭

木古内町・佐女川神社 寒中みそぎ 海水沐浴【平成19年】

平成19年(2007年)北海道木古内町、佐女川神社で毎年1月15日にとり行なわれる神事・寒中みそぎの本番が今年もやってきました。この日の為に1月13日から神社の本殿に籠り、昼夜を問わずに水ごおりで身を清めてきました。行修者の顔も引き締まっていて、気持ちは木古内の浜(津軽海峡)へ向かっています。

津軽海峡へ

いよいよ御神体を各持ち、木古内の浜(津軽海峡)に向けて出発します。行修者はこの日、朝一番に一度水ごおりをして本番を迎えます。写真は、いざ津軽海峡に向かう際の風景です。4人の行修者は御神体を持ち、笛・太鼓(松前神楽の楽)と共に神社を出発します。
目指す所は、木古内町の浜(津軽海峡)へ向かいます。そこで、御神体を清めます。

北海道 木古内町 寒中みそぎ 行修者 海水沐浴へ

海水沐浴をへて、神社拝殿へ 【稲荷の仕事】

4人の行修者は、冬の津軽海峡で御神体を清めて、みそぎ会場でも水ごおりを行います。
時間をおき、神社に戻ります。そして、境内にて最後の水ごおりを行います。その際、稲荷が水ごおりをしていち早く、拝殿に向い、松明を持ち神社の隣にある稲荷社に走り、拝礼します。松明で、拝殿と稲荷社との道を清めるという意味合いでないかと思われます。
4人分のこの日に使った草蛙をカマで鼻緒を切り束ねて一つにしたのをまた稲荷社に奉納します。これが稲荷を担当する仕事です。
下の写真は、草蛙にカマを入れて切る作業。

北海道 木古内町 寒中みそぎ 行修者 カマ 草鞋を切る

寒中みそぎ【平成19年】 まとめ

清められた御神体は、拝殿に納められて、本祭が行なわれます。
神事終了後は、松前神楽奉納され、本祭終了と共に、寒中みそぎ祭は終了ということになります。
松前神楽については、近日に公開致します。

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