2008年8月15日に取材
8月15日は、函館八幡宮例祭の渡御(まち回り)と神輿の石段駆け上りが行われます。
まず、神輿に御霊を入れる神事が行われ、御霊が神輿に入ると宮司が祝詞を奏上します。

いよいよ渡御祭が始まり、神輿が境内から出て、函館市内を練り歩きます。

渡御の様子
市内を練り歩く行列でありますが、各所の御旅所(おたびしょ)に立ち寄り祝詞を奏上します。数箇所の御旅所が休憩する場所でもあります。
函館の観光地・金森倉庫群にも立ち寄り、洋風の建物と和の神輿がマッチした、函館らしい風景を見ることができました。

函館の名所である函館朝市にも立ち寄ります。お盆の時であったので観光客が珍しそうに、カメラを向けていました。

いよいよ石段駆け上がり
主な場所での撮影を終えて、神社に向かいます。夕方4時に過ぎに神輿が神社鳥居前に到着する。
よさこいの舞が行われて、観客もこれから始まる、神輿駆け上がりを楽しみにしていいます。

まずは、たいまつが石段を清める。

次は、神職がゆっくりと石段を上がってきます。塩で道を清めながら、石段を進みます。

猿田彦との後ろに、宮司・神職がついて上がってきます。ちなみにここの猿田彦は、全く権限はないようです。

撮影は、とにかく危ないからロープの外からということで外側からの撮影です。とにかく観客の多いです。
姥神大神宮の宿入れの儀の方が、もっと危険を伴うと感じられたが、万が一の安全を考えての対策ですね。

無事に駆け上がりも終わり、函館八幡宮例大祭が終わりました。
函館八幡宮例祭 渡御祭 まとめ
函館八幡宮例祭は、2年に一度大神輿の渡御が行われます。
大神輿は、明治27年製造の八角形の神輿で、金箔を施し大棒を組み込む、重さおよそ1.5tの神輿です。平成14年(2002年)6月5日に函館市有形文化財(工芸)の指定を受けました。
函館では大きな神社の一つです。