平成28年 姥神大神宮渡御祭【下町巡行】

2016年8月10日に取材しました。

平成28年、江差町・姥神大神宮渡御祭下町巡幸を迎えました。昨夜の宵宮から、数年前から(私が蛭子山に参加してから)宵宮も大きく盛り上がって来た様にも感じます。
今年も大きく分けると、取材3割、笛吹き7割という割合で、取材と参加型という巡行していこうと感じております。
山車(ヤマ)の参加者側から見られる視点とかを感じることができると思います。
神社周辺にいると御囃子の音色が、祭りムードを盛り上げて行きます。

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神社前集合前の風景

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神社前に向かう山車・新栄山

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神社前に向かう山車・蛭子山

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神社前に向かう山車・蛭子山

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神社前の松寶丸

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出発前の猿田彦

姥神大神宮渡御祭に関した書籍を紹介します。
写真集としては、為岡進氏の「江差姥神大神宮祭礼写真集」をおすすめします。40年ほど前から記録した写真から選ばれた写真が多く、もう見れなくなった光景の記録も多くあります。江差町内でも購入できます。

もう一冊は、松村隆さん「江差・姥神大神宮渡御祭」です。江差に生まれ育った松村さんの文章と写真は、清水武男氏です。

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姥神大神宮渡御祭・下町巡幸開始

さて、神社行列が進みます。進む際、御囃子コンクールが行われていますが、神社行列出発の際は中止され、行列を見守ります。
神社行列が通り過ぎてから、御囃子コンクールが続けられます。

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蛭子山 笛吹きご奉仕3年目

今年も祭り前から、江差に赴き、蛭子山の笛の練習を行って来ました。蛭子山は笛吹きが少なく、夢中になって吹いていると誰もいなくなり、気がつくと一人独奏になっており、御囃子の笛を絶やすことをできないということもあり、吹き続けるという荒技を2年間行って参りました。地元ではないのですが、地元の笛吹きの人も少ない環境で、よそ者である私が吹き続けるということも「いかがなものか?」と正直に疑問を感じておりました。この一人独奏の荒行を2年も行うと、不思議とこの環境が「当たり前に」なってきました。私自身は、笛が上手くなりたいと言う願望から、この一人独奏体制を通じて感じて来たのは、

一人独奏をすると、上手くなる

という感じになりました。数人で吹いている時は、何処か間違っても安心感を得られます。これに甘んじると、いつの間にか一人独奏体制に入り、

間違ってはいけない

という気持ちで吹き続けますので(といっても、間違えたりしますが・・・)、気持ちが引き締まり笛吹きのいい経験になっています。
転じてこう考えることにしました。

笛が上手くなるための試練だな。誰も居ない時ほど吹こうかな

と考えました。そういう訳にもいかず、友人らが今回の祭りを見に来ている等もあり、説明したり、笛吹いたり、写真撮ったりと忙しいのです。基本的には山車(ヤマ)に付いて、巡行しながら笛を吹きました。時には笛を止め、他の山車(ヤマ)を撮影したりと、忙しく過ごしました。

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下町巡行する蛭子山

笛の師匠は高校の先生でもあり、先生の息子とも同級生でもあるので、十数年交流し3年前に笛の動画を撮らせてもらい、それを基本に笛の手習いをしました。蛭子山の笛吹き部長として、町内からも慕われており笛の指導もされております。
時には昔を懐かしんでは、若衆の人が笛を持って先生と交流します。

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御囃子交流

祭りの楽しみ・檀家周り

祭りのもうひとつの楽しみというのは、懐かしい人に会うということだと、笛吹き部長から教えてもらいました。毎年会っては交流し、新しい人に出会ってはその家にお邪魔するという流れでできたのが、通称「檀家周り」です。

私はよそ者ですが十数年も江差の祭りを取材していると、町の人と仲良くなり交流し始めたり、このブログがキッカケで顔なじみになり、声をかけて下さったりと様々ですが、訪れる所も増えて来ました。そこでは御馳走が振る舞われます。取材の疲れや、祭りで疲れたのを癒してくれます。
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檀家さんの家でのお孫さんが、江差追分のさわりを歌ってくれたりと、よそ者の私らをもてなしてくれました。

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下町巡行の愛宕町での立山までの道のり

一息ついて、山車(ヤマ)の出発に合わせて集合します。今回も笛をよく吹きましたが、あまり吹き込みをしていないので、しっくりとした音色ができません。(間違えも多くて・・・)
愛宕町で13台の山車(ヤマ)が、立ち並びこの日のピークを迎えます。

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電気が付く前の山車(ヤマ)

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電気が付いてからの山車(ヤマ)

切り声をする山車(ヤマ)

数年前にも掲載しましたが、切り声を行う山車(ヤマ)としない山車(ヤマ)があるようです。
切り声とは、網起こし音頭であり、江差の郷土芸能の沖揚げ音頭であり、ヤマに奉賛する若者たちが、「切り声(網起こし音頭)」を掛けながら、曵綱を商店や関係者の家の中に入れ、繁昌と安泰を祝う仕来りであります。
切り声は、山車(ヤマ)を維持する大切な収入源です。町内会だけの経費だけではなく、切り声を所望する民家からいただくご祝儀が大きいようです。
切り声を披露する山車(ヤマ)は、下記の通り

・義公山(ぎこうざん)
・豊年山(ほうねんやま)
・豊栄山(ほうえいざん)
・松寳丸(まつほうまる)
・蛭子山(えびすやま)
・楠公山(なんこうざん)
・譽山(ほまれやま)
・聖武山(しょうむざん)
・源氏山(げんじやま)

切り声を聞きたい人は、披露される所を山車(ヤマ)の人に聞いてみてはいかがだろうか。
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切り声披露する蛭子山

愛宕町でのピークでは、御囃子の「立山」を披露します。最近の山車(ヤマ)の傾向をみると、切り声ではなく家々で馬鹿囃子を披露している山車(ヤマ)もあるようです。
ここから一度同じ道(いにしえ街道)を通り、神社に戻ります。御囃子「帰り山」になります。

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愛宕町での笛吹き部長

13台の山車(ヤマ)に見守れながら行われる神事・宿入之儀

神社前に13台の山車(ヤマ)が揃うと行われる神事・宿入れの儀が行われます。
たいまつに火が点され、道をたいまつで清め、その後ろを神輿が後を続いて行きます。3台の神輿を神社に入れる神事であります。
一度、神社を出た神様は神社になかなか戻りたくないので、最初の神輿は神社の本殿に入る手前で戻り本殿に神輿を入れず、神輿は鳥居の外に戻ります。これを6回繰り返えし、7回目でようやく最初の神輿が拝殿に入ります。次の神輿は、拝殿前に鳥居前に戻りを繰り返し、5回目で拝殿に入れます。3台目は、拝殿前に鳥居前に戻りを繰り返し、3回目で本殿に入れる。七・五・三で入れるというのは、神道でこの数字は縁起がいい数字というとこから行われています。
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宿入之儀

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宿入之儀

下町巡行最後の切り声披露 楠公山

宿入之儀が終わると、「切り声」が披露されます。毎年、ビデオにて公開しております。

切り声披露が終わると町内に戻り、下町巡行が終わります。そう簡単に終わらないのがこの祭りです。
戻る途中に昨日同様に、立ち止まり並んでひと騒ぎしてから町内に戻りました。

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この時点でもう12時を回っております。
毎年ですが、北海道でこれほど激しい祭りは無いですね。しかも参加していると数倍楽しく感じます。祭りのトランス現象というかパワーというか心地よい疲れを感じます。私は取材と笛吹きですので、疲れ方も2倍だなと感じます・・・
正直、足の裏が痛くなりました。この日、雪駄で歩きましたので疲れてしまいました。
明日の巡行に備えて、江差町ぬくもり保養センターの足湯のある所に向かいました。ここのお湯は、少々熱いので疲れた足を癒してくれました。明日も取材と笛吹きをします。

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