渡島地方の松前神楽

鹿部町 鹿部稲荷神社 本祭

今年も本祭を取材させてもらった、7日の宵宮祭にもお世話になった鹿部稲荷神社である。
ここで行われる松前神楽を毎年楽しみにしている。宵宮祭よりも神楽の座数は、本祭の方が多く行われ、ここの宮司の舞いが好きなのだ。舞いのクオリティも高く、神楽にも詳しいので、神楽に関する事など様々な事を教えてもらっている。「松前神楽」を見る上でも、押さえておきたいお宮であると思っている。
松前神楽に入る前に行われるのは、鎮釜湯立式である。
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鎮釜湯立式
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鎮釜湯立式
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行われた神楽は、榊舞、二羽散米舞、千歳、翁舞、三番叟、荒馬舞、神遊舞、兵法舞、山神、注連祓舞、獅子舞・佐々良である。
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榊舞
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二羽散米舞
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千歳
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翁舞
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三番叟
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荒馬舞
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神遊舞
今回、やっていただいた「兵法舞」である。松前式では、秘曲とされていた舞いであり、しばらく公に見せる事を遠慮していた。弁慶牛若ということで、最近よく目にするようになった舞いである。北海道の歴史を表した舞いでもあるので、行われる回数も多くなって欲しい舞いである。
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兵法舞
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山神
注連祓舞は、目玉といっていいだろう。斎主が行う舞いで、四方の注連縄を真剣で祓い清める舞いである。真剣を使用するだけあって、息を呑む舞いである。真剣を抜く時と、注連縄を切る時に、ジャンプをするのでいつも華麗に跳ばれる姿に魅了された。
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注連祓舞
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獅子舞
 
この1年、「松前神楽の魅力とは」ということを考えてシャッターを切っていた。
「松前神楽」の魅力は、格調の高い芸能であるとこだろうというのを第一に考えていた。
格調の高さを表現する写真をと考えて、写真で表現をしようと撮影してきた。おかげで、様々なところで評価を得て、松前神楽の存在も少なからずや知ってもらえる機会も得たと思う。シャッターを切るたびに、「もっといいシャッターチャンス」「0.5秒早く、又は遅く、シャッターを切ろう」と反省し繰り返して、神社を訪問している。撮影するたびに、新しいシャッターチャンスが見えてきた。今、展示している写真もその一部なので、一度写真をご覧になっていただき、神社のお祭りに行き、生の神楽を見て頂きたいと思う。
これからもこの神楽の舞いを表現した写真を撮り続けると思う。

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