今年初めて伺いました。実行委員会の人も快く、写真の許可をいただきました。感謝であります。
比遅里神社について
比遅里神社(ひちりじんじゃ)と呼びます。
函館市の大変賑やかな所にあります。国道5号線と産業通りと呼ばれている道路が交わる場所で、非常に交通量が多い場所です。由緒は下記の通りです。
創立年代不詳なるも往昔住民が小祠を建立し祀りたるを安政5年(戌午)年5月当時の本村移住者(多くは加能越地方の人々)の崇敬していた祭神聖徳太子を祀り社殿を再建する。明治9年村社に列せられる。社殿は初め同字24番地に建設したが、同地が鉄道敷地になり、明治34年現在地に改築奉遷する。大正4年神饌幣帛料供進神社に指定される。
北海道神社庁より引用
聖徳太子が御祭神というのは、道南地方では珍しいと思われます。
宵宮祭の松前神楽
写真は、松前神楽・福田舞です。
福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云います。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云います。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いです。
福田舞(ふくだまい)
函館市内の神楽を見るのは久々である。いろいろあって行けなかったからなぁ。でもいい神楽でした。
その後を思い出して
函館市内の宵宮祭に行われた松前神楽ですが、函館市内の神社の宵宮祭で行われる松前神楽は少ないです。せいぜい、五座(演目)程度です。その中の一座だけ記録されておりました。数座程度しか行われなかったようで、最後に行われる「福田舞(ふくだまい)」ですが、最後にこの福田舞が奏上される名称は、「跡祓舞(あとはらいまい)」と呼ばれるようです。
まだ知識も知らずに闇雲に取材をしていたのを記憶しております。