昨夜からの気温が下がり、朝を迎えました。
今日は、「寒中みそぎ」最終日です。4人の行修者は、13日より身を清め始めて、15日に御身体を持ち津軽海峡に向かい海水沐浴し御神体を清めます。
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出御祭にて
天候は、曇り時々晴れが見えましたが、すぐにまた曇りとなる落ち着かない天候でした。
気温は、-5.7度になっており、つい最近までの暖かい気温から下がっていいました。行修者は午前5時に起床し、水垢離(みずごり)が行われたようです。
出御祭始まる少し前
出御祭 行修者玉串奉奠
みそぎ浜へ・・・
出御祭が終わると4人の行修者は御身体を抱えて、みそぎ浜に向かいます。4人の行修者の勇姿です。
御神体を各自持ち、清めに津軽海峡のみそぎ浜に向かいます。この時の天気は、晴れでした。
神社本殿前
本日も多くのマスコミの取材が来ていて、この祭りが大きくなっている証拠です。松前神楽の門払いの笛(獅子舞)・太鼓で行進します。
この時の、4人の行修者は厳重に守られ行進します。
海に向かう行列
いざ、津軽海峡へ!
御神体と共に一同に津軽海峡に入り、沖に泳ぎ、戻ってきます。
御神体を囲み、4人向き合いなって御神体を清めます。ちなみにこの時の海水の温度は、8℃。
みそぎ浜会場でも、最後の水垢離が行われ、歓声と大きな拍手が送られます。
水垢離が終わると、観客に向けて水を掛けます。無事に御神体を清め終わった行修者から、観客の皆様に向けて無病息災を祈り行われます。
みそぎ浜での行事が終わると行修者は一息し、神社に戻ります。拝殿にて本祭(神事)が行われます。本祭終了後、松前神楽が奉納されます。
今年は都合上、海までの取材させてもらいました。平日というにもかかわらず、多くの観客が訪れていました。
この祭りが広く認知されてきている証拠だろうと感じております。
まとめ
この祭りを継続させている町の協力体制も素晴らしいです。木古内町のことを思い、若い人が4年の辛い荒行を務めるのは素晴らしいですね。
今後もこの神事は継続されていくことを願っております。もうしばらくこの取材を続けて行きたいと思います。
後日、別当を務めた戸澤さんの4年を公開しようと思います。