昨日、HBC制作・ダイドードリンコ「日本の祭り 松前神社例大祭」の番組に対する記者会見が行われ、地元新聞社をはじめの方々に交じり、「ブログ・良き候松前神楽」も取材に参加できる機会をいただきました。
当ブログ、今回の課題にもジャストミートの内容なので、HBCさんの白羽の矢が刺さり参加頂ける様にしてもらいました。全くもって感謝致します。この神楽を追いかけて続けて来まして、メディアさんから声がかかり、番組に協力させてもらうのは嬉しい限りです。
「日本の祭り 松前神社例大祭」収録
番組のゲストとして、吉村作治氏が番組撮影に際して会見を松前町・温泉旅館矢野にて行いました。
今回の内容は、松前を中心とした道南地方で数百年にわたって独自の発展を挙げ、北海道無形民族文化財に指定されている「松前神楽」にスポットを当てた番組になっております。松前神楽は、神職が中心となり行われている神楽でありまして、この神楽を習得しなければこの地域では神職として認めてもらえないような会得しなければならない神楽であります。若手神職の神楽習得の奮闘を追いかけていく内容となっています。昨年からテレビ取材が入り、1年を通じて取材をされ今年の例大祭に目がけて進んできました。
収録で行われた松前神楽連合保存会の石川会長と吉村氏
「日本の祭り」記者会見
番組収録が行われ、それを拝見する事ができました。現・松前神楽連合保存会会長・石川氏と吉村作治氏と松前神楽に使用される道具を見ながら、解説して行き吉村氏も神楽の手習いを受けている内容でした。(当日のオンエアをお楽しみ!)その後、番組の概要を説明した会見になり、地元各社から質問等が行われました。
記者会見にて
この番組の始まるきっかけが、第二次大戦後、日本は「豊かになりたい」という中でまっしぐらに進んできました。その中で物に対する欲望が進んでいきピークを迎えてきて、大きな大切なことを忘れたのではないかという意識が出て来ました。自然の生態系が止めるのは大切ですが、戦後そういうことにより心の生態系が破壊されたのではないかという問題意識を感じました。昔は、自然に感謝し、お互い助け合いし生活し、感謝してきました。いつの間にかそういうことを忘れて行っている。それでいいのだろうかと疑問を感じました。これを解決するカギが、「祭り」なのではないだろうかと感じました。そしてこの番組が作られたということです。
記者会見が行われた2016年8月4日(木)は、松前神社宵宮祭であり、松前神社前では「あじさい祭り」と称してかがり火の中、松前神楽がステージの一つとして行われています。翌日は、神社のお祭りに大事な日とされる本祭です。宵宮祭よりも神楽の座数(演目)が多く行われます。道南のお住まいの方は、お近くの神社で行われているだろう「松前神楽」をご覧になってみませんか?神楽というのは、実際に笛や太鼓を浴びて感じるものだと認識しております。是非一度、神社に参拝下さい。
番組のタイトル等は下記の通りです。オンエアもご覧下さい。
ダイドードリンコ 日本の祭り 2016
俺たちがつなぐ!故郷の舞「松前神楽」〜松前神社例大祭〜
放送日時:平成28年8月28日(日)HBC北海道放送 午後2時よりオンエアー
※来年(平成29年)にBSトゥエルビで全国放送予定
「ダイドー祭りドットコム2016 松前神社例大祭」
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