毎年6月の中頃に行なわれる、上ノ国夷王山まつりの夷王山神社の松前神楽を2年ぶりに拝見する。
桧山の松前神楽は、楽のテンポがよいのが特徴であろう。渡島で見られる松前神楽とは、形式も舞いも楽も異なる。どうやら明治時代に作られたらしい話を聞いたことがあり、渡島の松前神楽の形式を取入れているように思われる。真相は定かではないあが、松前神楽の流れをくむ神楽ではあるように思われる。どちらにしろ、私的にどちらも北海道道南地方に根付いた郷土芸能であるという認識し、どちらも松前神楽であるという解釈している。
天気にも恵まれ、青空の下で行なわれる神楽舞は清々しい。