鹿部町の本別地区にある、本別稲荷神社の渡御祭の取材をさせてもらった。
以前、宵宮祭・本祭と年別に取材させてもらったが、渡御祭はまだだった。この日は、今金八幡神社例大祭と日にちが重なっていて、午前中だけ取材して今金に向かうことにした。
ここの行列には、奴行列はないらしい。猿田彦と小さい子が扮した猿が、各家のご祝儀集めをしている。各家を祓い、塩で清め、獅子で悪魔払いをすると構成だ。
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さらに行列は続く。
稚児さん行列
猿田彦は、各家が出す御神酒やお米の前に数十秒間座る。そして立ち上がり、行列はこのようにして進行する。
猿田彦
「ワッショイ」の掛け声をかけながら神輿は、家の前まで行く。神社の神輿の後に、子供神輿が通る。
子供神輿その1
子供神輿その2
行列よりも先頭に出て、各家を祓い、塩で清め、獅子で悪魔払い、猿が御幣を振るというのを各家をまわる。塩打ちは、少々塩の塩梅が多いようだ。写真で見ると、水戸泉のような塩を打っている。
猿は一人しかいないので忙しい
という感じに、本別地区を神輿と行列が練り歩いた。昼近くに神社に戻り、昼食となり、その後反対の方向の町を練り歩く。午前だけであったが、ご一緒した。
子供神輿の後ろに踊り山車が出ていた。女性だけで構成されていて、華やかだった。
踊り山車