知内町にある雷公神社の本祭を昨年同様に、取材させてもらった。これも昨年同様、最後の神楽まで見れなかったが、見れたまでの神楽を紹介したい。
神社行列に、四ヶ散米(しかさご)行列が出ていることで、昨年も見せてもらった。
今年も神社に戻る少し前から見ていた。中学生を中心に構成されていると思われる。
四ヶ散米(しかさご)行列
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祭礼が終了すると、鎮釜湯立て式が行われる。
鎮火祭ということで、神社、及び町に火事を起こさないための神事だそうだ。釜に笹を入れ様子を見て、1年の吉凶も占うようなことにもなっているようだ。
松前神楽は、榊舞・二羽散米舞・兵法舞・三番叟・翁舞・神遊舞・山神・注連祓舞・獅子舞+佐々良の9座行われた。
榊舞(さかきまい)
二羽散米舞(にわさごまい)
秘曲・兵法舞(ひょうほうまい)
三番叟(さんばそう)
山神(さんじん)
注連祓舞(しめはらいまい)
※「翁舞」と「獅子舞」の写真が無いが、ある事情の為に割愛させてもらう。
佐々良(ささら)まで時間が無くなり、北斗市の瑞石神社に向かうことにした。最後まで見ることが出来なくなってしまった。
今年は、兵法舞が珍しく行われた。普段は行われない舞いだが、近年数カ所の神社で行われていることがわかった。「秘曲」とされたのは、アイヌと和人の戦いを表現した舞いであり、少し遠慮した経緯があり「秘曲」とされた。弁慶・牛若といった二条大橋の名場面と見てもらえればいいだろう。昨年は、獅子舞のフルセットを見られたが、御稜威舞(みいつまい)は見られるだろうと思っていたが行われなかった。