2013年８月９日に取材。
今年も暑い夏の到来、お盆前に道南江差町で人口爆発する祭事が行われます。
姥神大神宮渡御祭であります。８月９日、１０日、１１日に渡り、渡御祭が行われ、神社行列の後ろを練り歩く山車（ヤマ）が13台が連なる大きなお祭りです。
毎年、神社前で魂入れが行われるが、今年は生憎の「雨」で、今年の魂入れは山車（ヤマ）は神社に行かず、神職が山車（ヤマ）の保管場所まで行き、魂入れを行われました。この雨が祭りの宵宮を邪魔しました。いつもなら神社に張り付いていれば、山車（ヤマ）がやって来て、魂入れを行う光景が良かったのですが残念です。
宵宮祭は夕刻からなので、八大龍王神八江聖団での行列を拝見する事にしました。いつも神社に張り付いて、見る事が出来なかったのでいい機会です。
八大龍王神八江聖団でも渡御祭とのことで、十年くらい前までは八大龍王神八江聖団の御神輿も姥神大神宮まで来ていました。私が取材した頃で最後で写真で記録しております。
八大龍王神八江聖団にやってきた正宗山
しかし、八大龍王神八江聖団に人が多く、神輿を数台渡御するので担い手が多いです。全道の信者さんが神輿を担ぎにいらっしゃるとかで、さすがです。江差で会い、同じ郷土芸能や祭りで良く会う・為岡進氏と同行して拝見するになりました。
八大龍王神八江聖団と正宗山は、近所であり宵宮の町内巡行の際に立ち寄るとのことです。こういう光景を見る事は、地元でしか味わえない光景ですよね。
行列
神輿
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雨のハプニングから、同じ土地の神輿を見させてもらって、本題はこの姥神大神宮渡御祭の宵宮祭です。
祭り関係者が参列します。見学者も多く、早めに本殿に入り宵宮祭を拝見しました。目的は、祭事終了後に行われる神楽舞です。
粛々と祭礼が行われて、今年の山車（ヤマ）の先山車（サキヤマ）を神社で行われます。祭主が御幣を降り、13台の山車（ヤマ）の名前を書いた紙の上で御幣を振り、御幣にくっ付いて来た山車（ヤマ）が先山車（サキヤマ）に選ばれます。
今年は、中歌町・蛭子山でした。毎年、お世話になっている人の山車（ヤマ）が蛭子山だったので、嬉しいですねぇ。取材して10年前に先山車（サキヤマ）だったらしく、誉れ高い先山車（サキヤマ）の勤めは厳しいようです。
先山車（サキヤマ）・蛭子山
神楽舞が行われ、いつもの五座行われました。御幣舞（ごへいまい）、巫女舞（みこまい）、神遊舞（かんあそびまい）、跡祓舞（あとはらいまい）、獅子舞（ししまい）の五座です。
御幣舞（ごへいまい）
巫女舞（みこまい）
神遊舞（かんあそびまい）
跡祓舞（あとはらいまい）
獅子舞
松前神楽の流れを組む神楽舞は、檜山でも江差町、乙部町、上ノ国町で行われている神楽舞です。お祭りの際には行われる神楽舞いを見にいらっしゃいませんか？
さて明日は、いよいよ下町巡行です。
