昔の江差は年越しの餅つきは、実に大変な量をついた。餅つきの日取りはその各家の年中行事として決まっていて、その日が近づくと、使用人・出入職人に新調の衣装を身を清め、芸者の三味線・笛・太鼓等に合わせて、のど自慢の唄を合いの手に景気よくつきあげる。この餅つきの様子を芸能化し、慶事に演出して伝承されている。
威勢のいいテンポではじまり、軽やかに餅がつかれていき、餅を持ち上げる様はコミカルに演出し見ている方も楽しませてくれる。
この郷土芸能は、江差のイベントや結婚式で行われているらしく、公演回数も多いと思われる。ついた餅は、会場にいる人達に振る舞われる。つきたての餅は、格別!
江差餅つき囃子 最初は大きく餅をつく
餅を持ち上げる光景