毎年行われている江差町・たば風の祭典。一年を通して一番寒さの厳しい2月には、北北西から西北西に季節風「たば風」が吹きつけます。その風に負けないように、様々なイベントが行われます。その一つであるこの「郷土芸能フェスティバル」が行われた。
この「郷土芸能フェスティバル」では、江差の郷土芸能が全て見れるイベントである。年間を通じてもこのようなイベントは無く、このときにしか見れない郷土芸能もある。今回掲載したのは、「五勝手鹿子舞」「江差沖揚げ音頭」である。
江差には、鹿子舞が3つもあり、その一つであります。各鹿子舞も特徴もあるが、設定はほぼ同じと言えるが、表現が異なる。五勝手鹿子舞は迫力のある踊りであり、勇猛な鹿を表現している。
江差沖揚げ音頭は、ニシンの魚場に向かう所から始まり、帰ってくるまでのストーリーである。ほとんど江差でも採れなくなったニシンではあるが、当時の音頭が風土にも残り、姥神大神宮渡御祭にも披露される「切り声」もこの音頭に含まれている。
五勝手鹿子舞
江差沖揚げ音頭
次回は、違う郷土芸能を紹介したいと思う。