2013年8月12日取材です。
今年も無事に、江差町で行なわれた「姥神大神宮渡御祭」が終わり、何とも江差の町もどことなしに寂しい感じがします。
最終日も日付が変わるまで、笛・太鼓が鳴り響き直会が行なわれました。
その朝、山車(ヤマ)を片付けるということで、お世話になっている蛭子山(えびすやま)の作業を見学させてもらいました。
昨夜まで立派にあった山車(ヤマ)が解体されておりました。垂れ幕、水引、旗等が日干しされており、人形も片付けられる間際でした。
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蛭子山は作業が早く、他の山車(ヤマ)はどうなっているのだろうと考えるのは当然の事ですよね。ということで、愛宕町界隈に足を運んでみました。
ここも作業が早かったようです。山車(ヤマ)には、何もない状況で、垂れ幕、水引は日干しされていました。朝から作業をしていて、もっと早く見に来なければならないようでした。
豊川町まで足を進めると、おお!まだ作業していない山車を発見しました。人形周りは片付け終了しており、小屋の解体の最中で、これから本格的に行なわれるようだったので、しばらく何気に見ていて、関係者にお話させてもらい取材させてもらうことになりました。見ているだけではと思い、小屋の解体作業をお手伝い(持って運ぶだけ)させてもらいました。
これから、いよいよ山車(ヤマ)に入ります。お飾りを片付けです。
お飾りが終わると、山車(ヤマ)の床下を開けてバッテリーを取り出しました。床下にバッテリーがあったとは!てっきり中に囲いがあってという、イメージでしたが、床下に置いているとは思いませんでした。
このような光景は、「祭りのあと」しか見られない光景です。毎年「祭りだけ」見ておりましたが、今後はこのような光景も取材しておきたいと考えます。ふと目に付いたのが、ちゃんと見えない所にも神様を大切にする江差の人たちには敬服です。御幣が奉られております。
足元には、バッテリーが収められている近くには消化器があります。結構な確率で、山車(ヤマ)から火事を出した事件をよく聞きます。備えあれば憂いなしですね。
豊川町の若衆の皆様、作業中にお邪魔させてもらいありがとうございました。
とある方面から教えてもらった情報によると、山車会館に納める山車が来ているとのことで、言ってみる事に・・・
昨日で祭りは終わっているのだが、祭り囃子が聞こえる・・・
山車会館に納めると言っても、祭り囃子を奏でながら会館にやって来ているようで、祭りが終わっても祭り囃子が聞こえるのは、なんだか得した気分になりますねぇ〜。
初めて見る光景です。普段着で、山車(ヤマ)を会館に入れる作業をしている。しかも人形にかかるようなので一度、首だけを外し山車を会館に入れる作業というのは、何とも斬新な光景ですね。
無事に作業が終わりました。いやはや他の山車(ヤマ)の人も手伝いしながら、山車(ヤマ)2台が会館に入りました。
このような光景は初めてです。余裕がある人であれば、このような山車(ヤマ)の解体作業や、山車会館での作業風景は面白いですね。
今年も江差町での取材は、無事に終わりました。
いつもよりも撮影のポイントも考えながらしており、普段とは異なる光景も撮影出来ました。
10年の節目に写真展でも出来ればと思っています。