函館市内の松前神楽

函館市 湯倉神社本祭 2012

9月8日(土)、函館の湯の川温泉にあるのが、湯倉神社であります。宵宮祭には行くことができず、本祭を取材させてもらいました。
松前神楽を取材して、もう8年目くらいになります。
函館市内での取材はあまりしておらず、少し取材しようと考えております。函館にも松前神楽の保存会がありますが、若手が少ないようにも感じられます。
今回行われた神楽舞は、榊舞、翁舞、注連祓舞、十二の手獅子舞・五方の四座行われました。
幣帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)、祝詞舞(のりとまい)とも云います。
その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという、神職の神明奉仕の姿を表した舞いであります。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いであります。
湯倉神社 榊舞
榊舞
翁舞(おきなまい)は、面白く背が高く心柔和な老翁が、額にしわがよっても身体堅固で幾星霜を経る間に、身分が高い位に登った姿で、舞中に願意を言葉に表し、息災延命、立身出世を祝って舞う福禄寿の備わった最も目出度い舞いであります。
湯倉神社 翁舞
翁舞
注連祓舞(しめはらいまい)、〆引(しめひき)、七五三祓舞(しめはらいまい)とも云います。白扇を四方四隅中央を祓い、真剣を抜き天井に十文字の縄を張った注連縄を切り払い、悪魔退散、国土安穏、千秋万歳を祝して舞われる舞いであります。
湯倉神社 注連祓舞
注連祓舞
十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)
十二回手が変わるというので、十二の手獅子舞と云われています。一年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。
湯倉神社 十二の手獅子舞
十二の手獅子舞・五方
今後もどのくらいの神社に取材できるかわかりませんが、行きたいと思います。
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