【2005年の記事です】
白符大神宮の例祭に合わせて行われています「荒馬踊り」です。
現在は子供達で構成されていて人数も少数だが、北海道歴史的郷土芸能であると感じられます。馬の踊りの風習は、東北地方からの開拓者が北海道移住した際に伝承したと考えられる。安浦駒踊りも馬の舞だが、東北の文化の影響が大きいと言われています。東北にも「馬踊り」が多く存在しており、その特徴から土地柄を見ることもできると思います。
松前神楽にも「荒馬舞」がありますが、函館市内で奏上されることはないと云います。何故なんだろうと市内の神主さんに聞いた事があり、「品がない」ということだった。函館で行われている松前神楽は、元々は「松前」で行われている神楽に手を入れて雅な感じの優雅な風調にしたものであり、確かにお似合いではないと思いますが、ちゃんと歴史を認識して、
「函館の風潮とは異なるということもあり、割愛した神楽舞である」
と説明して欲しいと感じます。他にも割愛された神楽舞が、近年行われているようです。
今年の7月に行われた福島町・白符大神宮例祭から
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