5月5日に松前町で行われた「松前神楽北海道連合保存会合同公演」の動画をYouTubeにて配信しております。
尻岸内八幡神社神楽会による「神遊舞(かんあそびまい)」です。ここは、道南でも東側にある旧恵山町(現・函館市)の神楽会であります。函館市内ではこのような民間の人が入っている神楽会は、ここの尻岸内八幡神社神楽会しかありません。現在は、大人はあまりいなようですが、子供達のハツラツとした神楽舞を見る事ができます。
神遊舞(かんあそびまい)、天皇遊舞(てんのうあそびまい)とも云います。二人の武人が弓矢を持ち、四方の悪魔を退散し、正しい心に返す意味の舞で、松前藩の威徳を内外に示し、蝦夷地鎮定、天下泰平を祈願した舞です。この舞は、松前藩主6代矩広(のりひろ)公の作品だと伝えられています。