今年初めて訪れる神社であります。
昨年は、見たいと思っていた「鬼形舞(きがたまい)」を奏上したらしい。例大祭前に、雷公神社に訪問し宮司さんに撮影の許可をもらう。その時に「鬼形舞(きがたまい)をやります?」と聞いたら、「多分やらないと思いますよ」と言われたので、渡御に四ヵ散米(しかさご)行列は出るということで見に行くことにした。
この日(9月22日)の9時から、行列出発ということで時間内に向うことに。行列は、猿田彦・四ヵ散米(しかさご)行列とその他通常の行列で、神輿が出なかった。
宵宮祭での松前神楽
行列が神社に帰り、例大祭である。知内町の郷土資料館の方も撮影に来ていて、お話させてもらうと今日は、御稜威舞(みいつまい)をやるということを聞いた。4年程松前神楽を追いかけてきて、話には聞いたことがあるが見たことの無い一連の獅子舞の中で行われる舞である。それを奏上するというのだ!来てよかった!
本来の十二の手獅子舞の最初に行われる御稜威舞(みいつまい)は、副祭主が舞う舞で刀と扇子を使い、いつも行う五方舞の前に行う舞である。初めて見るのでシャッターを切ったが、舞は五方舞の足どりに似ていた。扇子と刀と同じ舞を行う。
御稜威舞(みいつまい)
十二の手獅子舞・御稜威舞(みいつまい)が終ると、通常に見る五方舞である。その後は、獅子の鈴上げに入る。
古い写真でこの獅子の鈴上げを見たが、実演はこれが初めてである。獅子頭と鈴を高らかに上げ、舞う舞だが、相当疲れる舞だろう。あまりやらなくなった理由もわからないわけでもないなぁと感じる。
幻の獅子の鈴上
獅子の鈴上げが終ると、面足獅子(通称:佐々良)に入る。どうやら獅子舞のフルコースを見ているらしい。こんな長い獅子舞は初めてである。
面足獅子(通称:佐々良)
時間を忘れていて時計を見ると、もう18時!これは、次の開場に向わなければと思い、面足獅子(通称:佐々良)の途中で雷公神社を後にする。来年も来たいなぁ。