昨夜の大嵐から、曇天であるが天気予報では、「これから晴れる」とのことで、最近の天気予報はその通りになる確率がいいので大丈夫だと感じます。
午前8時過ぎに御霊を神輿に遷し、いよいよ神輿渡御のスタートします。まずは、神輿を拝殿入り口に着けて、紅白の幕を取り付けて、御霊を移す準備が整いました。
神輿 本殿の外から見えない拝殿内部から撮影しております。
遷霊の儀 「を〜」という、警蹕(けいひつ)と共に、御霊が神輿に入ります。
遷霊の儀
遷霊の儀
さてここの猿田彦であるが、権限が強いという事を聞いていたので、ここの地域ではどのように行列が進行するのか紹介したいと思います。
まず、各家々では道に出て、猿田彦が道を通るのを座って待っています。
猿田彦はお膳の前に座り、各家々で出されるお酒を一口頂きます。
残ったお酒を家の人が一口いただきます。
猿田彦の御付きの猿がやってきて、御幣を祓い清めます。お猿はお膳の物を持ち去る事ができるとのことです。
猿田彦の役目は、大変である。各家に出される御神酒を一口飲まなければならないのです。その数は知れず、酒が飲めなければ猿田彦にはなれないとのことです。昔は、酒の量を飲ませないと前に進まなかったりしていたらしい。これを最後まで行われるのであります。
神輿がかなり大きい。昨年は神輿が出なかったらしい。この神輿、重さは約600kgくらいあるらしく、担ぎ手の人数がいるようである。
神輿を待つ
神輿
何気に行列を戻って行くと、踊りの曲がきこえてきました。確か、山車は出ないと聞いていたので不思議に感じて近づいていくと、(子供会だと思うが)踊り山車が出ていました。
踊り山車
女那川会館にて松前神楽奉奏
女那川会館に神輿が入り、休憩後に神楽が奉納されました。地元の人達も花火の音に触発されるように、女那川会館まで足を運んできており、大勢の人がこの神輿を囲むように集まりました。神楽に興味がある地域であるとは間違いないと感じます。
榊舞(さかきまい) 祝詞舞(のりとまい)・幣帛舞ともいう
福田舞(ふくだまい)
鈴上げ
残念ながら、急用で神楽の途中で出なければならなくなったので、「鈴上舞」の途中で失礼させてもらいました。明日もまた神輿渡御で、最後を迎えます。