北海道の祭り、郷土芸能・文化、風習、伝説などを巡礼日誌です。松前神楽の取材も継続していきます。

良き候北加伊道

【北海道江差町の祭り】江差町・姥神大神宮渡御祭「上町巡行」3日目(平成30年)

2018年8月11日取材

昨日の下町巡行からですが、下町巡行も終りの時間は0時超えておりました。疲れを知らない祭り人は、この日も早くから巡行の準備を行い、午後からの巡行のために準備いたします。
神社行列でも準備が行われております。猿田彦の準備です。

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【平成30年 姥神大神宮渡御祭上町巡行】猿田彦の準備

猿田彦の衣装や面を付けるなどの準備をして、上町巡幸が始まります。猿田彦命の装束を軽装にすることも出来ずに、この暑い時期でも装束を着込みます。流石に、面は上げて巡幸いたします。
猿田彦の権限が強いところですが、お側の警護の役割も重要です。神社行列の進行もこの警護の「御立ち」の一言で、行列は進行いたします。
猿田彦は悠然と江差の街中を高下駄で練り歩きます。

装束に着替えるて、写真撮影、発興祭(はつよさい)を行い、行列の先頭に着くと、行列が動き出すムードが高鳴ります。その時には、十三台の山車(ヤマ)は、神社前で勢揃いしております。

【平成30年 姥神大神宮渡御祭上町巡行】祭囃子コンクール結果発表

この日は、昨日に行われた祭囃子コンクールの審査の発表もあります。その前に出発するのは、神社行列です。今日の渡御を見守りをしてからの発表となります。

第3位、津花町・楠公山。

おお、3連覇はストップになりましたが、実力は素晴らしいです。非常に太鼓が叩きやすい祭囃子だと思われます。
でも、蛭子山も第3位、努力賞くらいには、入っていてもいいのでは?と感じていましたが、入っていないし、第4位だったのか??

努力賞、愛宕町・神功山。
準優勝(第2位)、海岸町 陣屋町・松寶丸。

と発表されました。今年も入賞は無理だったのか?いや健闘したなと感じておりました。


努力賞・神功山

最後の発表は、優勝です・・・
まさか!!少しだけ期待して、どこだろうと感じつつ、発表を待つと・・・

優勝、中歌町・蛭子山!

マジですか!!!!!!

平成最後にして中歌町・蛭子山、祭囃子コンクールでの優勝とは・・・

蛭子山は、今年山車(ヤマ)を新調して、祭囃子コンクールで優勝、素晴らしです。皆さん、嬉しそうです。嬉しいことは重なってくるもんですね。

蛭子さんもどことなく、いつもよりも嬉しそうです。
祭囃子コンクール優勝となると、いつもより祭囃子をしっかりと吹かなければと思ってしまうもんですね。

【平成30年 姥神大神宮渡御祭上町巡行】上町巡行

嬉しいことがあると、気分が良くなります。祭りでの疲れと懐かしい人に出会う「檀家周り」も足取りが軽いです。豪華な料理に舌鼓をして、

下町巡行の名所・山車(ヤマ)の高低差のある光景です。ほとんど、山車(ヤマ)に付いて笛を吹いていました。

上町巡行は、距離も狭い道をそれなりに越えなければならない所も多く感じます。山車(ヤマ)を巡行する若衆の腕の見せ所です。

午後の夕方の休憩の光景です。山車(ヤマ)が、集まる所は狭い路地に、山車(ヤマ)が集まってきます。舵取りが難しいこともあり、綱を引く方向でも大きく動かさなければ曲がることが困難です。

夕方近くになると、太鼓叩きは子供から高学年・高校生までと祭囃子も熟練者が参加してくるようです。

蛭子山の夕食する場所です。ソーメンとおにぎりをいただきました。新地までの立て山までのしばしの休憩です。

【平成30年 姥神大神宮渡御祭上町巡行】上町巡行・新地での巡行そして・・・

夕方から夜にかけて、商店街を巡行いたします。新地は、江差町の歓楽街のある場所です。賑わいは大きくなってきます。
やはり、昨年山車(ヤマ)に出れなかった我らの笛吹き部長も、今年「祭囃子コンクール優勝」という最大の嬉しいこともあり、嬉しそうに祭囃子を奏でます。
私はこの笛吹き部長の笛の音に惹かれて蛭子山の笛を吹くことにしました。祭り期間中毎年、大人の人で笛を吹き続けるという人は少なく、いい音色を奏でる人は少ないと感じておりました。大人が吹く祭囃子は、どことなく祭りの雰囲気を盛り上げ、そして哀愁も感じられます。
是非、大人の人も笛を吹いて巡行して欲しいと思います。

新地での立て山風景です。どこの山車(ヤマ)でも大人が祭囃子に入り、馬鹿囃子を奏でられたりと、この光景を見る人も多く見られることもあり、この祭り最大のピークを迎えます。

【平成30年 姥神大神宮渡御祭上町巡行】蛭子山・トラブル発生

新しい土台での初めての巡行で、最大の盛り上がりを迎える新地での立て山寸前で、蛭子山は車輪が動かなくなりました。

立て山に参加することなく、蛭子山はここで巡行を終了となってしまいました。笛吹きとしては、立て山、帰り山を吹くことなく終了です・・・。山車(ヤマ)は、トラックが迎えに来て中歌町へ戻りました。
祭り気分は最大から落とされてしまったようです。それでも他の山車(ヤマ)の人が気を使ってくれて、他の山車(ヤマ)に加わりを認めてくれたりとしてくれました。他の山車(ヤマ)で、蛭子山の祭囃子を吹くことはできないので、笛吹きとしてはここで終了です。

【平成30年 姥神大神宮渡御祭上町巡行】山車引回大賞表彰とその後

蛭子山が悲しいことになり、新地では粛々と行事が進みます。山車引回大賞のセレモニーが行われました。

そして、新地での斬り声を披露と流れていきます。

山車(ヤマ)が巡行できないという経験は初めてだったので、なんとも寂しい感じになるものですね。仕方がないので、姥神大神宮へ戻り、最後に山車(ヤマ)が参拝する光景を撮影に向かいます。

いつもならば、ここで蛭子山を見守りながら、一緒に町内に戻るのですが、今年はただただ戻るだけです・・・

【平成30年 姥神大神宮渡御祭上町巡行】まとめ

嬉しいことが多かったので、最後に新地で山車(ヤマ)の運行が出来なくなったのは残念でした。非常に、印象に残る祭りでした。
これは来年晴らすしかないのです。

平成最後の祭りは、嬉しくもあり、悲しいこともあり、人身に関わったこと事故がなく終わったことがよかったです。
それでは、

結構なお祭りで・・・

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江差姥神大神宮祭礼写真集

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