2017年7月9日取材
おおよそ、8年前に取材して以来です。ここの火渡りは、猿田彦が行うところで有名な所で、よく毎年撮影される人に付いて撮影しておりました。お祭りが重なり、遠くの祭りに行くにはリスクが出るので、行っておりませんでしたが、久々にお邪魔することにしまいた。しかも最終日でしたが、鹿部稲荷神社の神楽の取材を終え、直会にも少しだけ参加して古平町まで車を進めました。おおよそ、3時間ほどで到着しました。渡御祭もだいたい大詰めの所です。
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ここの猿田彦は、面も迫力があり、大きく、威張り散らして歩きます。行く手を阻むものは、容赦なく大きく怒り扇子で刺されて動きが止まってしまいます。権限が大きいのです。姥神大神宮の猿田彦は、以前は権限が強く、道を阻むものはお付きの人から怒られ、猿田彦の動きも止まってしまいましたが、近年は緩和されつつあります。
時には、和やかにこのように記念撮影するときもありますが、ここの猿田彦は最強なのです。
猿田彦火渡り
猿田彦が火渡りしてから拝殿に入り、還御祭を迎えることで終了という流れで進みますが、この火渡りを見ようと何気ない公園が人で溢れてきます。
今年は特別に半纏を貸してもらい、撮影に挑むことになりました。クライマックスである火渡りの様子を撮って欲しいという要望もありましたので、全てはこの火渡りの撮影に来ました。8年ぶりですが、相変わらず大威張りの猿田彦は健在です。
いよいよ本番を迎え、一般の人が入れないところまで入らしてもらい緊張が走ります。
炎が激しく上がり、猿田彦と言えども簡単に火渡りするにも緊張が走ります。タイミングを見て、炎の中に猿田彦が入ります。このチャンスは2回しかありません。一度カメラに向かって火渡りして、戻り往復して1回のチャンスと、これをあとカメラに向かってもう一度の2回しかありません。
ストロボも用意して発光しておりますが、連写で同調しないコマも多いのです。なんとかこういう感じでとらえましたが、猿田彦の扇子の位置がどうにも上手くいかないものです。
猿田彦次は、獅子舞が火渡りします。
次は、神籬が火渡りをします。行列の旗持ち以外は、火渡りして身を清めてから神社拝殿に向かいます。
最後は神輿2基が火渡りします。勢いを付けてカメラに飛び込んでくるので、ギリギリまで踏ん張り、神輿から逃げなくてはなりません。
猿田彦火渡り まとめ
無事に火渡りが終わると、この渡御祭も終焉です。還御祭が行われて、無事にお祭り終了となります。
どうしてもこの日は、帰らなければならないので、還御祭の様子は記録しておりません。来年はまたこの火渡りの渡御祭を完全に取材をしたいと考えております。