北海道の祭り、郷土芸能・文化、風習、伝説などを巡礼日誌です。松前神楽の取材も継続していきます。

良き候北加伊道

【北海道の祭り】北海道神宮例祭・本祭(通称:札幌まつり)(平成29年)

2017年6月15日(木)に取材

ダイドードリンコスペシャル「日本の祭り」の今年の北海道は、この北海道神宮例祭です。
この度、二度目のスチールでの取材を行うことになりました。その2日目の「例祭」を取材しました。

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この日は例祭(本祭)で、16日(金)が渡御祭になります。境内では、奉納行事が行われており賑わっております。
その中、拝殿で行われる例祭を取材しました。

北海道神宮例祭

例祭といっても、祭礼行事ですが神社にとっては一番大事な行事です。
例祭にあたり社務所から神職が一同に、拝殿に入る前にお祓いをします。

「修祓(しゅばつ)」が行われ、神職が神前に於て祓詞(はらいことば)を奏上し、大麻(おおぬさ)ですべてを祓い清めてから拝殿に入ります。


拝殿へ
 
神事の様子を少しだけ紹介します。

修祓のあと、御扉を開けます。
御扉を開ける際に「おー」と長く音声を発します。
警蹕(けいしつ)といい、神様をお招きするに際して人を警(いまし)め謹しませる呼びかけの声です。お招きした神様にお戻りいただく場合も同様に「警蹕(けいしつ)」をかけます。その間、神職、参拝者まで低頭します。
 
献饌(けんせん)
神前に物を供えることです。道南では、松前神楽の行列の曲で行いますが、ここは札幌ですので雅楽が奏でられます。厳粛な雰囲気の中、神職らによって渡され、神様の元まで手渡しします。


 
祝詞奏上(のりとそうじょう)
その神社の宮司が、祝詞を読み上げます。その間、他の神職、または参拝者は、低頭した状態で祝詞を聞きます。


祝詞奏上(のりとそうじょう)
 
御神楽(おかぐら)
浦安の舞が奉納されました。

浦安の舞を調べて見たら、

1940年(昭和15年)11月10日に開かれる「皇紀二千六百年奉祝会」に合わせ、全国の神社で奉祝臨時祭を行うに当たり、祭典中に奉奏する神楽舞を新たに作ることが立案され、当時の宮内省楽部の楽長である多忠朝が国風歌舞や全国神社に伝わる神楽舞を下地に作曲作舞した神楽舞である。

1933年(昭和8年)の昭和天皇御製
天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を

が神楽の歌詞となっている。
皇紀二千六百年奉祝臨時祭に合わせて奉奏するために、日本全国で講習会が開かれ、海外鎮座の神社でも奉奏されるべく朝鮮・台湾などの外地へも講師が派遣された。奉祝会当日午前10時には全国一斉に奉奏された。以降、各神社で舞われるようになり、現在に至っている。

「浦安の舞」Wikipedeiaより引用

昭和天皇が詠んだ歌が神楽の歌詞になっていて、近代に出来たものなのですね。
 

浦安の舞などの近代に作られた神楽は、国風歌舞や舞楽、神楽舞を下地に創作されたものであり、広義では雅楽の延長としても捉えられているが、神社祭祀に特化した新たな創作神楽であることから、狭義では雅楽と明確に区分される。特に作曲・作舞した多忠朝は、日本神話を根拠とする神楽舞の重要性、日本文化に於ける神楽の独自性を主張している。

「浦安の舞」Wikipedeiaより引用

とあり、雅楽と区分されるということです。正確には、雅楽ではないということのですね。
 

奉賛行事 古式大的式

「古式大的式」とは「こしきおおまとしき」と読むそうで、札幌弓道連盟の主催によって行われていると言います。
厳粛な雰囲気の中、行われており、カメラのシャッター音もうるさいのではと思わせるような、空気感の中放たれる弓が的に当たる音は爽快です。


古式大的式
 
様々な奉賛行事が執り行われていまして、全てを紹介できません。
このあと、明日の渡御祭に向けてルートを検証してグルグルと、車を走らせて明日撮影するポイントを調べていました。
明日の渡御祭が勝負になりそうです。
 
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