2005年9月取材
矢不来天満宮(やふらいてんまんぐう)は、4年に一度の大祭があり、神輿が出て町中を練り歩きます。
その中に「公開神楽」というイベントとして、広く神楽に感心を持ってもらい、茂辺地住民センターで松前神楽を公開しています。大祭の大きな祭事になっているようです。
道南地方特有の無形文化財である松前神楽を見れるのは、神社の例祭以外ではそう簡単に見れないものです。道南のほとんどの神社の例祭には、奏上される事も知らない人も多いので、知っていただき、神社に足を運んでもらいたいと思っております。
見てると、「日本人でよかったぁ」と感じますよ。
【補足】
人口減少が目立ってきた北斗市茂辺地地区ですが、この行事だけは大きな日程の変更なく行われております。
地域の行事は大切にしていきたいものです。
【補足 2024年】
さらに人口が減り、日程を変更しなければ渡御祭が出来なくなりました。渡御も1日で行われるようになり、神輿の担ぎ手、神社行列、奴行列の高年齢化で、担い手不足が深刻です。
北海道戦国史と松前氏 (歴史新書)
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