北海道の祭り、郷土芸能・文化、風習、伝説などを巡礼日誌です。松前神楽の取材も継続していきます。

良き候北加伊道

【北海道の神楽】江差町・姥神大神宮宵宮祭での神楽舞(平成20年)

江差町・姥神大神宮での宵宮祭は、初めて訪問させてもらいました。
宵宮祭の神事の後には、神楽舞が行われるということもあり、是非行こうと思っておりました。

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姥神大神宮 由緒

由緒は下記の通りです。

創立年代不詳。社伝によると、江差の津花に天変地異を予知し住民に知らせ、神のように敬われていた折居(おりゐ)という老婆が草庵を結び住んでおり、ある日鴎島の巌上に現れた翁から小瓶を授かり、その中の水を海に注ぐと鰊が群来するとの啓示を受け、水を海に注いだところ鰊が群来した。その後老婆は忽然と姿を消し、草庵に残されていた老婆の祀る5体の御神像を人々が小祠を建立し姥神としてお祀りし、後に老婆も祀ったとある。当初は津花町浜手に鎮座していたが、正保元年に現在地に遷座、安永3年老婆の神霊は折居社として現在地に遷座された。松前藩政時代には鰊漁業の祈願社として永久祈祷を仰せ付けられ、例祭には檜山奉行が派遣されていた。文化14年7月正一位姥神大神宮の勅宣額を拝戴する。明治4年12月郷社に列せられ、同17年4月県社に昇格、明治4年に至るまで、毎年松前家より米3俵と75銭が奉納されていた。合併により合祀された歴史をもつ御祭神館稲荷神社 倉稲魂神 文政12年9月創祀。山祇神社 大山津見神 文化3年創祀。神明神社 天照大神 創立年代不詳。赤沼神社 大名持神 明和8年3月創祀。八幡神社 稲荷神 譽田別神 創祀年代不詳。山祇神社 大山津見命 文政元年9月。八幡神社 誉田別命 倉稲魂神 延宝9年創祀。豊丘神社 天照皇大神 慶応3年創祀。

北海道神社庁ホームページより引用

江差町・姥神大神宮宵宮祭?が4日なの?

姥神大神宮といえば、「渡御祭」であるが、宵宮祭と本祭がありその後に有名な「渡御祭」があります。
渡御祭は、13台の山車(ヤマ)が出て、祭りを盛り上げます。渡御祭しか行ったことがないし、神楽も奉納されるといえば、行かない訳がないと感じておりました。地元の人は、渡御祭だけがお祭りと思ってはないだろうか?と思わせる人出ではあったが、本当の宵宮祭はおごそかに行われました。

宵宮祭では、神事が行われ、その後に神楽奉納と流れて行きます。

姥神大神宮宵宮祭 神楽舞

神楽舞は、四座行われました。通称:御幣舞、鈴上、番楽、獅子舞の奉納です。松前神楽の流れを汲む神楽舞です。


通称;御幣舞


通称:鈴上

通称:番楽を舞った人は、今年まで江差にいる高校生で厚沢部の人らしい。以前から見たことのある人で、以前獅子舞の荒々しい舞いを見せてくれた。


通称:番楽

かもめ島まつりでの厳島神社で奉納された獅子舞の舞い手さんは、現在高校生で中学からこの檜山で行われている神楽の笛を習いたく、姥神大神宮の門を叩いたということです。その番楽を披露した高校生に笛を習いたくて神社に行って、笛・舞いを習っているとのことです。
人に見せて感動して入門するケースが多いようです。担い手も一生懸命に見せることにより後継者がついてくる仕組みになっていると感じられた。


獅子舞


獅子舞

姥神大神宮宵宮祭 まとめ

宵宮祭終了後、直会に呼ばれて神楽のこと、姥神大神宮のことを教えてもらいました。4年ほど、姥神大神宮を取材してきたが直会に呼ばれて、様々な人にお会いできたことに感謝ですね。どうやらここの神楽舞、「松前神楽」とも関わりがないとは言い難いと感じております。渡御祭は、5日後の9日です。ふと神社を出ると、町内会では、笛や太鼓の練習をしている子供達が祭囃子の練習をしていて、なんとも祭の近さを感じずにはいられませんよね。
この祭囃子の音を聞きながら、姥神大神宮から家に戻るのも祭りが近いワクワク感が出てきますね。

渡御祭にもお世話になります。

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第四回「祭りと神楽」写真展

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