北海道の祭り、郷土芸能・文化、風習、伝説などを巡礼日誌です。松前神楽の取材も継続していきます。

良き候北加伊道

【北海道の祭り】松前町・原口八幡神社 新年門祓い・歳旦祭(平成29年)

2017年1月4日に取材

今年も松前町・原口の門祓いと歳旦祭を取材させてもらいました。

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毎年ながら、ここは神楽会の存在はありますが、神楽を行う種類(座数)が少ないのです。人口減少、少子化が進み、維持と継続が難しくなって来た場所でもあります。毎年神楽を行うのであれば、通い続けて見守り続けたいと思い、足を運んでしまう地区です。
出興祭が行われて、門祓いが始まります。

【原口八幡神社 新年門祓い】門祓い出発

門祓い神事は、まず塩打ちが、玄関前で塩を撒き清めます。

次は、玄関先で御幣を振り清め、獅子がクチを開けて尾っぽを振り回して清めます。

家から御散供(おさご)を持って行列を迎え、「モッコ」という入れ物に入れます。

御散供(おさご)の詳細は下記の通り

神や仏に参ったとき供える米,または祓(はらい)や清めの目的でまき散らす米。サンゴ(散供),オサゴ(御散供),ウチマキ(打撒)などといい,白紙に米を包んで一方をひねったものをオヒネリともいうから,もとは神への供え物である米を意味したが,米の霊力によって悪魔や悪霊を祓うためにまき散らすこととなった。たとえば,《延喜式》記載の大殿祭(おおとのほがい)の祝詞の注に,出産にあたって産屋に米をまき散らし,米の霊力によって産屋を清めたことがみえている。

この後に、旗などの行列が並び進みます。一番後ろには、軽トラックからテープで松前神楽の門祓いの曲が流れており、太鼓が打ち鳴らされております。

毎年訪問していると、不幸のあった家々や、空き家になっている光景が目に入ります。わざわざおさごを持って出ていらっしゃる人も年々に少なくなっていると感じております。年によって、上下しそうですが、多くなっていると感じておりません。

歳旦祭と松前神楽

門祓いを終了して神社に戻り、小休憩を挟み、歳旦祭が行われます。この歳旦祭では、厄払いも同時に行われるので対象者は参拝席が用意されています。
少しでも、お神楽(松前神楽)を見たいという人も参拝するようになったと感じております。今年は一座だけでしかも、十二の手獅子舞・五方だけの奉納でしたので、参拝者から

「天狗さん(猿田彦)は出ないの?」

という言葉も出ていて、無いことを知ると寂しそうでした。

【原口八幡神社 新年門祓い・歳旦祭】まとめ

今年もなんとか4連続門祓いに出て見ました。これからも見守り続けたいと思います。

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第四回「祭りと神楽」写真展

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