北海道教育委員会から、報告書をいただきました。ありがとうございました。この報告書が文化庁に提出され、「国指定」への道の報告書になります。
現在、中身を拝見しております。3年に及ぶ調査に現地を周り、見たこと聞いたことが織り込まれている報告書になっています。まだ読んでいる途中ですが、あらためて報告書を見ると、
「なぜ今まで国指定になっていなかったのか?」
と感じる貴重な民俗文化財ということを感じます。これまでの道のりは、いろいろとあり時を重ねなければならないこともあったでありましょう。世代を超えた道のりがありましたので、そこを知らなければこの報告書の有り難みを感じられません。
歴史はその結果を知ることも大事ですが、その結果までの道のりを知ることが重要だと思います。
本当に、この報告書が到着し拝見した時は、
長い道のりだったなぁ
と、感じずにはいられません。
調査と共に
このブログでも、「調査がはじまっている」という書き込みをしているところもあると思います。報告書を見ていただくと、全てではありませんが、3年に渡り同じ現場で見かけることが多く、主な教育員会との連携と北海道教育委員会が連携し、調査を行なっている様子を拝見しておりました。本当にご苦労様でした。
昨年12月に函館市の尻岸内八幡神社にて、道具の撮影をさせてもらいました。報告書には撮影者氏名の記載もされており、感謝申し上げます。
神楽を追いかけて十数年。神楽を通じて、様々から叱咤激励をいただきました。時には、辛く、止めようとしたこともありましたが、この報告書を見てそんなことは吹っ飛びました。
最後のページ、「調査協力機関等」に氏名を入れていただきありがとうございました。調査の方には、なるべく触れずにそのままを見ていただきたいと思い、挨拶程度のお話でという気持ちで接していましたが、このように協力者という扱いで掲載されたことに感謝申し上げます。
このブログのこれから
これから、このブログは神楽だけではなく、「北海道の文化財」という視点で進んで行きたいと考えています。郷土芸能や風習なども含めて記録して行きたいと思います。神楽を見るのは好きなので、これからも松前神楽を見て行きます。
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