北斗市の茂辺地地区の大祭の年になる、例大祭の宵宮祭を取材させてもらう。
本来、24、25、26日の3日間となるが、今回は諸事情により25、26、27日となったようだ。
3年に一度行われるこの大祭は、盛大に行われる。行列、神輿も3年に一度の大祭に気合いが入るのだと思われる。渡御祭は明日ということで、本日は宵宮祭である。
祭礼が行われ、その後に松前神楽が奉納される。この日は、榊舞(さかきまい)・福田舞(ふくだまい)・鈴上(すずあげ)・利生舞(りしょうまい)・十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)の五座行われた。
榊舞(祝詞舞ともいう)
福田舞
鈴上げは、天女が天降る様を表現した舞いで、もっとも優雅な舞いである。
今回の鈴上げも、2人で行われた。練習も3回行われただけということだったが、難なく行われたようだ。
鈴上げ
利生舞
十二の手獅子舞・五方
明日は、渡御祭である。3年に一度、矢不来天満宮の神様が町の繁栄を見て練り歩く為のお祭りである。町の人もこのお祭りを楽しみにしているようだ。奴行列も出て、立派な行列だ。只、やはり少子化の問題もあり参加者が少ないようである。伝統を維持させるというのは、これからの時代には難しいようだ。