昨日の渡御祭に引き続き、鹿部町・本別稲荷神社本祭を取材させてもらう。
神事が行われ、鎮釜湯立式に入る。
松前神楽・鎮釜湯立式
鎮釜湯立式
鎮釜湯立式
鎮火祭ということで、神社、及び町に火事を起こさないための神事だそうだ。釜に笹を入れ様子を見て、1年の吉凶も占うようなことにもなっているようだ。
湯で周辺を清める
湯立て式が終わると、残りの湯の中にお神酒を入れ笹湯として参詣者にふるまわれる。
松前神楽・舞楽
松前神楽は、榊舞(さかきまい)・鈴上舞(すずあげまい)・二羽散米舞(にわさごまい)・翁舞(おきなまい)・三番叟(さんばそう)・荒馬舞(あらうままい)・神遊舞(かんあそびまい)・山神(さんじん)・注連祓舞(しめはらいまい)・十二の手獅子舞・五方・佐々良(じゅうにのてししまい・ごほう・もくたりしし)の10座行われた。
榊舞(さかきまい)
祭主が最初に、片手に御幣、鈴を持ち、神職の神明奉仕の姿を表した舞いである。
榊舞
鈴上舞(すずあげまい)
鈴上舞
二羽散米舞(にわさごまい)
二羽散米舞
翁舞(おきなまい)
翁舞
三番叟(さんばそう)
三番叟
荒馬舞(あらうままい)
個人的に好きな「荒馬舞」である。この日の荒馬は激しく本殿を走って開場を湧かせた。
荒馬舞
神遊舞(かんあそびまい)
この舞で、矢を天井に打ち上手く刺さるかどうかしているが、今日は5本中全て天井に刺さった。たいていは、1本くらいは刺さらないが、全て刺さった。
神遊舞
山神(さんじん)
山神
注連祓舞(しめはらいまい)
真剣を使用する舞いで、息を呑む舞いである。
注連祓舞
十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)
十二の手獅子舞・五方
十二の手獅子舞・佐々良(じゅうにのてししまい・ささら)
佐々良
さすがに、連日の地方の取材に疲れた。
松前神楽の各舞いの瞬間を切り取る作業をしているのだが、本当に疲れる。撮り損なえば来年までチャンスが無いからだ。
同じ舞いでも、あの人のあの舞いのあの瞬間といったところまで狙っていると、本当に目が疲れる。