伝統神事を維持させるには、協力者があっての伝統である。それを支えている人達を紹介したい。
行修者と共に、13日から15日本番まで、昼夜本殿に籠り「寒中みそぎ」を支えている。行修者と同じ条件でお世話している。お世話する人は、以前行修者だった人や木古内町内の若い人や、木古内町民で構成されている。
正装するお手伝い
水ごりに本殿から出る時に草履を履かせる
行修者のお世話や、行修者を助けるありがたい役目と言える。水ごりは厳しい修行であり、なかなか水ごりに行きにくいのが正直なところである。水ごりは、多くしていた方が本番の時に楽だと良いと、率先して水ごりを勧めるのも世話役の仕事である。
行修者が水ごりをしている時にタオルを暖めて待つ
(右側にいるのは昨年の別当を務めた竹田さん)
行修者と共に本番に備える14日の夜
太鼓をたたき、水ごりをサポートする
この神事を守るのは、以外と若い人達で構成されている。木古内町の若い人達は、この神事を幼い時から見て、行修者となってもならなくても身体で感じて伝統を繋げることを自然に行って来ている。ここの神事は、継続されていくだろうと感じられる。
一度この、北限の寒中みそぎをご覧になること薦めたい。