今年(2005年)、6月19日に上ノ国の夷王山神社での神楽奏上したので、拝見いたしました。
夷王山神社について
由緒などは、記載されたサイトも見当たりませんでした。それでも見つかった所から引用させていただきました。
北海道の歴史の中でも、渡島半島にあった和人領主層の館・「道南十二館」の一つです。
医王山神社・医王山薬師寺といわれていましたが、明治26年に子爵松前修広が許可を得て社名を「夷王山神社」、祭神を武田信広としました。現在の夷王山は、エゾヤマツツジの名所で、見ごろを迎える6月には『夷王山まつり』が開催されます。
夷王山神社本祭での神楽舞
今年初めて、上ノ国の神楽を見せてもらいました。桧山地方の神楽は、テンポがいいです。獅子舞でも獅子舞の獅子が激しく動きます。奏上された神楽は少なく、神楽の担い手が少なくて多くの神楽舞が出来ないということでした。
写真は、通称・番楽の模様。
天気次第だと思いますが、外で神楽が披露されます。このような環境のいいところで神楽舞が見られるのは、ここだけだなと感じます。
夷王山神社・神楽舞奏上(平成17年)まとめ
(2021年追記)
檜山地方の神楽も貴重な神楽であるように感じられました。回数を見ていくと、松前神楽との関わりを知りたくなりました。夷王山まつりに合わせて宵宮・本祭が行われるので、拝見したい人は注意です。
(2024年追記)
「檜山神楽」と呼ばれているこの神楽は、松前神楽の流れを汲む神楽舞であります。基礎は、松前神楽です。
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