毎年行なわれる木古内町・佐女川神社で、1831年から行なわれている寒中みそぎ祭の初日に行われるのが、参籠報告祭(さんろうほうこくさい)です。
北限の寒中みそぎということで、今年も取材にきている報道関連も少なくないでしょう。寒中みそぎ写真コンテストもあるので、カメラマンの姿が多く見られます。
[toc]
最初の水垢離(みずごり)
行修者4人は、今夜から本殿にこもり昼夜を問わず身を清め、1月15日に別当・稲荷・山の神・弁財天の4体の御神体を抱き、厳寒の津軽海峡に飛び込み、その年の豊漁・豊作を祈願する伝統行事です。
1月13日は神社に籠る(こもる)最初の日です。夕方にこの参籠報告祭(さんろうほうこくさい)が行われ、行修者はこの神事以降、水垢離を行い己の身を清めます。
だいたい1時間置きに、神社の境内にて水垢離(みずごり)が行われます。