松前神楽ではなく、今回は神事である「門祓い(かどばらい)」の取材です。
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門祓い(かどばらい)とは?
福島町では、正月行事の一つになっているらしい神事です。
門祓い(かどばらい)とは、神社の行列で、塩打ち、御幣などを持ち、地域の家々の玄関先を祓い清めて歩くことで、ある一部の神社では神事の一つになっております。この門祓いを行うのは、主に道南(北海道南部地方)に見られる神事です。
福島町では、毎年1月6日にこの「門祓い(かどばらい)」が行われます。この門祓い(かどばらい)行列が通過しないと、注連飾りを下せない風習があり、福島町の町民はこの行列の通過を待っています。
福島大神宮社務所から出発して、渡御祭と同じルートを門祓い(かどばらい)して行きます。渡御祭では、2日かけて練り歩く行事ですが、この門祓い(かどばらい)は1日でこのルートを周るので大変です。
門祓いを体感
町中を練り歩く門祓いは、初めて取材させてもらったが流石に疲れる神事であります。
今年は暖冬で、不思議なくらい雪がなく、とても歩きやすいかったです。昨年の門祓い(かどばらい)の写真を見せてもらうと、昨年は雪が多く大変だったようで、それから考えても今年は幸せなくらい楽だったと感じられました。
途中で雨にあたり、車からスピーカーで楽を鳴らし、数人で行なう事になりました。私は、そこで撮影断念し社務所にて待機いたしました。
案の定、住民から電話が社務所にかかって来ました。通常通りすぎる所なのでしょう、「いつになったら門祓いが通過すのか?」などが神社に来るようです。信心深いまち福島町なのだなと強く感じた行事でした。
写真は、門祓い風景。
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