伝統行事・神事

函館市 川汲稲荷神社渡御祭

はじめて行く神社である。普段は、ホームページなどを使い日程を調べるが、存在しているにも関わらず、詳細がわからない神社があり日程が掴めないのだ。昨年の日程と異なり、日程が移動しているのが、最近の例祭の現状であろう。
日程も詳細にわからないまま、何気に旧南茅部地区であるとの情報の糸を手繰るように、神社を発見し状況を聞くと、神社に到着する。閑散とした境内。これは、どう見ても行列だなと感じつつ、聞き込みをすると今日はやはり渡御祭で、出発してて昼に神社に戻ってくるそうだ。行列の音をたよりに方角を定め、音の方角に向かうと行列に会うことができた。
松前神楽の取材ができるかと来てみると、渡御祭で本祭は明日ということであった。明日は私事の予定がわからないので、渡御祭だけでも撮影しようと思い行列について行く。ある程度までついて行き、神社に戻るのを待って、昼からの渡御を少し歩き、次の場所に行こうと思った。
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昼からの行列・神社を出発する
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地元青年の御輿
猿田彦の権限というのも、各土地の風習である。それを確かめるのも渡御祭の楽しみである。ご祝儀をもらう猿田彦の袖引きが、ご祝儀をもらい、もらったご祝儀を猿田彦に見せて、猿田彦がうなずいて、立ち上がり行進が進む。
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猿田彦がご祝儀をもらう所に座る
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ご祝儀をもらう事を確認する猿田彦
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行進する猿田彦
今年は、渡御祭だけであったが、来年は神楽を見たいと思いつつ、森町に向かう。
森三吉神社で宵宮祭ということで、行ってみることにした。
が、途中で訃報が入り、取材を中止する。とりあえず森三吉神社を確認して、家に戻る事にした。

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