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渡島地方の松前神楽 福島町の松前神楽 福島町松前神楽保存会

福島町 白符大神宮創建三百五十年記念大祭 渡御祭

更新日:

昨日の宵宮祭から、渡御祭の取材です。
渡御祭では、神社行列はもちろんのこと、郷土芸能の「白符荒馬踊り」も行列の後方から祝いながら練り歩きます。
通年通りの行列ですが、異なる所は神社行列に神輿が出ました。それと裃を着込みんでの行列です。さすが、三百五十年記念大祭です。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 拝殿 御神木

手前の木々を伐採して拝殿と御神木が見られる状況になりました。国道からも見る事が出来る様になりました。拝殿もきれいに化粧直ししました。鳥居横には、神社の歴史が記された掲示板が作られました。神社と荒馬踊りのことが記されています。

さて、渡御祭の方に戻ります。早朝から裃の着付けをすることからスタートです。この作業は「福島町松前神楽保存会」の仕事です。次から次へ、裃の着付けをして行きます。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 着付け裃着付け

行列の先頭を司る・猿田彦命は、立派な装束を着込みます。
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 猿田彦猿田彦の着付け

着付けが終わると、発輿祭を行い、行列の出発です。まずは鳥居まで下がります。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 行列出発

門祓行列の出発

行列を整えて、出発します。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 猿田彦

白符荒馬踊り行列の出発

神社行列が、出発すると「荒馬踊り」が神社前にやって来て舞いの奉納を致します。荒馬踊りは、荒馬、棒振り、ヤセヤセという構成になっています。今回は出ていませんでしたが、行列の先頭を司る杵の棒を操る係がいます。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 白符荒馬踊り白符荒馬踊り

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 白符荒馬踊り ヤセヤセ踊りヤセヤセ踊り

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 白符荒馬踊り 棒振り棒振り

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 白符荒馬踊り白符荒馬踊り

門祓行列・白符荒馬踊りの様子

今回の行列は、午前と午後に別れての神社行列でした。いつもなら一息に廻り、本祭してから直会に入りますが、350年大祭となると、行列はゆっくりと進みます。昼食は、会館にてカレーライスです。私もカレーライスをいただきました。美味しいカレーでした。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 昼食

昼を挟み更に行列は進みます。地区を隈無く練り歩き、祓い清めます。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 行列

荒馬踊りは、この地域の郷土芸能です。
荒馬の衣装には、丸に四つ菱の松前藩の家紋が入っており、神社の社紋と同じです。東北地方に、荒馬、駒踊り等の「馬」の踊りや舞が伝承されています。東北からの入植者が伝承させたことや、鰊場の労働者から伝わった等のいわれを持っています。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 白符荒馬踊り荒馬踊り
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 白符荒馬踊り 棒振り棒振り

神社行列が、猿田彦と共に拝殿に戻って参ります。
今回は、神輿も渡御しており、小高い丘に鎮座している白符大神宮の拝殿に神輿を上げるにも苦労致します。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 神社行列
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 神輿
 

松前神楽 鎮釜湯立式

拝殿に御霊が入ると、遷御祭が行われます。神事がしめやかに行われ、鎮釜湯立式から松前神楽に入ります。

鎮釜湯立式とは、鎮火祭という火を鎮める神事であります。釜でお湯を焚きホムスビノ神とミズハノメノ神をお祭りし、火(霊)を祓い清め、釜に向かい神歌を奏で鎮釜・鎮火を行います。また、湯笹で四方を拝し祓い清め除災招福を修します。この笹湯は祓われて外症状を治し、飲んで内症状を良くすると言われております。また、作物・漁獲量の吉凶を占う神事であり、松前神楽三十三座の中に十二座入っている神事です。

平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 鎮釜湯立式鎮釜湯立式

松前神楽 神楽舞奉納

神楽舞は、祝詞舞、福田舞、鈴上舞、神遊舞、十二の手獅子舞五方の五座行われました。

幣帛舞(みてくらまい)、榊舞(さかきまい)、祝詞舞(のりとまい)とも云います。その神社の宮司が朝夕玉垣内に参進して、神域を祓い清め、神拝して御幣を奉るという、神職の神明奉仕の姿を表した舞いです。函館と近郊の町で行われる際には、松前神楽奉納となる時、斎主(その神社の宮司)が最初に舞われる舞いです。
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 松前神楽 祝詞舞祝詞舞

福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云います。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云います。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いです。
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 松前神楽 福田舞福田舞

鈴上げ(すずあげ)、神子舞(みこまい)、乙女舞(おとめまい)とも云います。天女の天降るさまを舞う神子(みこ)の祝福の舞いです。
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 松前神楽 鈴上舞鈴上舞

神遊舞(かんあそびまい)、天皇遊舞(てんのうあそびまい)とも云います。二人の武人が弓矢を持ち、四方の悪魔を退散し、正しい心に返す意味の舞で、松前藩の威徳を内外に示し、蝦夷地鎮定、天下泰平を祈願した舞です。この舞は、松前藩主6代矩広(のりひろ)公の作品だと伝えられています。
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 松前神楽 神遊舞神遊舞
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 松前神楽 神遊舞神遊舞

十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)十二回手が変わるというので、十二の手獅子舞と云われています。一年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。
平成28年 福島町 白符大神宮 創建350年 記念大祭 松前神楽 十二の手獅子舞五方十二の手獅子舞五方

350年の大祭に、取材出来たのは一生涯に一度だけだと感じています。次の400年大祭は、生きていないだろうから、この節目の年に取材出来たことに感謝です。福島町白符地区の人には、お世話になっております。この神楽を見せてもらうという、あまり人のしないことに他人を受け入れてくれる人達の気持に感謝です。いつもながら取材を通して、そう感じております。

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