昨日の宵宮祭から、1日置きまして本祭の日でありますが、引き続き渡御祭と本祭が行われた。きのうは丸一日渡御祭で、都合上今日だけ参加させてもらう。午前中は、目当ての「四ヵ散米(しかさご)行列」は午後から参加するとのことで、福島町内にある月崎神社からのスタートすることに。
行列は、規模が大きく驚かされた。巫女さんの数が多く、旗持ちの数も多く行列の人の多さに驚かされた。福島町全盛期には、行列から山車の参加人数述べ300名ほどのスケールであったらしい。今でもこれだけの行列は、福島大神宮と江差の姥神大神宮くらいだろうと思う。
御神輿も高々に上げられ見ていても気持ちがいい
猿田彦は、神様の先導役であり鼻が高い。ご祝儀をもらう方向を向き、ご祝儀をもらいに行きもらったご祝儀を猿田彦の前に見せる。その時に猿田彦は、お辞儀なんかせず毅然としていなければならない。神様を先導している猿田彦の特権である。この風習は各町に異なる。
ご祝儀をもらう方向を誘導するのが、「袖引き」という役の人が猿田彦の両脇にいて、猿田彦面から視界が狭いので「袖引き」の役が、猿田彦の目になり方向を導く。
猿田彦は「天狗さん」ではありません。天狗は妖怪です。
午後からは、四ヵ散米(しかさご)行列が入ってきた。5年ぶりに四ヵ散米(しかさご)行列が出るということで、やっと生で見れた。以前は函館市内でも、四ヵ散米(しかさご)行列が出ていたようで、写真で見たことがある。
あと何年後に見れるかな?四ヵ散米(しかさご)行列
例祭に行われた神楽は、3座の奏上。榊舞・福田舞・獅子舞(五方舞)
写真は、獅子舞。舞い手は、神楽をはじめて7年になるという。舞だけではなく、笛・太鼓・神歌とこなす神楽伝承者である。いつ見ても「お見事!」の一言。