2016年1月1日(金)
毎年、松前町内で松前神楽が行われている宿として、矢野旅館に初めて伺いました。
ここで行われているのは、お隣の町・福島町松前神楽保存会による松前神楽であります。以前からお話だけは聞いておりましたが、伺う事はしておりませんでした。旅館に宿泊されているお客様に、正月らしい神楽を見る事は、素晴らしいことだと思います。旅の思い出には最高ですよね。
松前神楽奉納
行われた神楽舞いは、祝詞舞(のりとまい)、鈴上舞(すずあげまい)、二羽散米舞(にわさごまい)、八乙女舞(やおとままい)、十二の手獅子舞・五方が行われました。八乙女舞(やおとめまい)は、福島町松前神楽保存会のみ行われている神楽舞いです。やはり、人気は、十二の手獅子舞ですね。
毎年この神楽を楽しみにいらしているお客様もいらっしゃり、差し入れまでいただいておりました。
新年早々、お獅子さんに頭をかじってもらい、皆様の「厄」を食べてもらって、清々しい新年になったようです。
今年は北海道新幹線との兼ね合い等で、松前神楽としてメディアに取り上げてもらうことが多くなると思います。「北海道には歴史がない」という認識をあらためることは、うれしいことです。