2013年8月31日に取材しました。
毎年、お伺いしている訳ではない所ですが、檜山の神楽を語る上では必要な場所です。
以前お伺いしたときも、宵宮祭でした。宵宮祭で行う神楽舞いと本祭の神楽舞いとでは、行われる神楽舞いがあるので本祭に行きたいと思っておりましたが、時間の都合でいつも宵宮祭です。今回訪問させてもらったのも、ほぼ偶然に近い形でした。
何気にNPO法人の仲間の写真を拝見して、すぐに帰ろうという気持ちにもなれずに、PCショップで今度購入しようとする商品を見ていたら、姥神大神宮渡御祭や様々のお祭りでお世話になっている写真家さんにバッタリ合いました。
「あれっ、祭りに来たんだよね」
そうでした。札幌村神社のお祭りでした。
正確な日程を覚えていませんでしたので、確認もしておりませんでした。幸い撮影機材は、持って来ておりましたので、急遽、札幌村神社の宵宮祭を取材させてもらうことになりました。いやはや、神楽の匂いがしたのか、札幌村神社の神様に呼ばられたのか、不思議な心地でした。
ここでは、北海道檜山方面三町で伝承されている神楽舞いが行われています。宮司さんの出身が上ノ国町出身で、この神楽の伝承者であり、神楽にも造詣が深い人なので注目すべき所であると勝手に思っております。
今日の天気は雨で、神楽舞を行う舞台では行われないようで、本殿で行われることになりました。
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今回、奏上された神楽舞いは、「御幣舞(ごへいまい)」「千歳(せんざい)」「白面(しろめん)」「三番叟(さんばそう)」「神遊舞(かんあそびまい)」「跡祓舞(あとはらいまい)」「獅子舞(ししまい)」の七座が行われました。
直会まで呼ばれてしまい、檜山の神楽についてお話し出来る機会があり、いろいろとお話出来ました。
途絶えたかと思われたことをいろいろと教えてくれたのは、草間宮司でした。もっとゆっくり神楽について聞きたかったのですが、その日もう函館に戻るというか、この取材が想定外でしたので、道南に帰る事にしました。午後9時近くから札幌を出ましたので、深夜に無事に到着しました。
有意義で、どうしてこんなにも神楽に縁を感じる出来事でした。