福島町の松前神楽

福島町・千軒そばの花鑑賞会

今年も福島町のそばの花鑑賞会での、松前神楽の取材に行く。
千軒の広大な土地に咲く、そばの花の中で行われる松前神楽は、ただ見ていてもいい感じにさせてくれる。
天候は、曇天・しばし光が入って来ての状態だった。
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そばの花と獅子頭
昨日から、札幌の神社から福島大神宮の宮司として、常磐井武典氏が赴任した。
今回は、まずは新宮司としての挨拶と、松前神楽の解説をされた。
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今回は5座披露された。祝詞舞(榊舞)・福田舞・山神・八乙女舞・獅子舞である。
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祝詞舞(榊舞)

山神もこのイベントにふさわしい舞いで、千軒の地は山であり、山の神様に海鳥のしぐさを真似て、海の様子をご覧になってもらう舞いである。笛のピイピイと楽の中に入るが、海鳥が飛んでいる光景が見えてきそうだ。
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山神
福島町でしか見れない八乙女舞。そば畑で優雅に舞う姿は、見ていても時間がゆっくり流れる。
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八乙女舞
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そばの花の中で獅子舞
大自然の中に響く太鼓と笛の音色は、自然とマッチしていい空間として、毎年続けてもらいたいイベントである。
数ヶ月後、ここで栽培されたそばは、国道沿いの千軒のそば屋で、食べる事ができる。

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