江差町で毎年7月の最初の土、日曜日に行われている「かもめ島まつり」に3年ぶりに行ってみました。
かもめ島まつりでは、瓶子(へいし)岩に掛けている巨大な注連縄(しめなわ)を1年に1度、交換する神事です。作業するのは若い漁師達で、朝からこの巨大注連縄を制作し始めます。出来上がるのは、正午過ぎ頃までかかり完成させます。
注連縄作り
制作途中の注連縄
注連縄作り
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ここまで結構時間がかかることは、知っているので注連縄を制作しているのは、午後から現地に行く事にしていました。巨大注連縄が出来ると、いよいよ注連縄の交換であります。その前に、安全の祈祷が行われます。
フンドシ姿の若い漁師
お祓いが終わ海に入り瓶子岩に向う
瓶子岩に登る
古い注連縄を落とす
無事に掛け替え完了
この神事は、昭和初期から行われはじめたらしく、歴史はそう古くはないが、見せ方というか趣のある神事にしているので、気に入って間を入れて再撮影をしております。
事故無く、無事に注連縄も新しくなり、瓶子岩前で祭礼が行われ、神楽舞いも披露されました。
鈴上舞(すずあげまい)
神遊舞(かんあそびまい)
ここではこの2座のみの奏上でありました。この後に行われた、厳島神社宵宮祭は、時間の都合上撮影せずにここで終了しました。この日から、かめも島でイベントが盛り上がって行きます。
最近は、檜山での撮影が多いと感じています。檜山にも魅力的な松前神楽が存在があり、今でも大切に行われている姿勢が好きなのかなと思われます。各地を回り見てきましたが、檜山には神様を大切にしている文化が深い土地柄だとあらためて感じました。文化や習慣を大きく変えてきているこの世の中に、未だに変えて欲しくない事柄があるというのは、羨ましい限りであります。文化を守るというのは、難しいものだなと感じてしみじみと感じます。
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