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松前町・阿吽寺「紫燈大護摩」火渡り in 2010

更新遅れてしまったが、今年の5月11日に、松前町の阿吽寺で行われた火渡り修行を取材する。
時間ギリギリに到着し、取材を始める。
今年桜の開花が遅れ、この日では8分咲きであった。昨年は渡り鳥の影響で全くといって桜らしい桜を見ることができなかったので、久々の開花したような感じだ。
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この護摩木の煙を見ると今年も火渡りが始まる感じがする。


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護摩木に火がつくと住職が座り、祈祷をする。火がついて終わるまでお経を唱え続ける。
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そもそも「紫燈大護摩(さいとうおおごま)」とはどういう意味なのかと、ネットで調べてみたがあまりこのような情報はあまりないことに気が付く。少ない情報から1つだけあったので、引用させてもらう。

紫燈大護摩供とは御本尊不動明王の智慧(ちえ)の炎をもって、心の中にある煩悩(ぼんのう)(心の迷い)を全て焼き尽くす儀式で、煩悩がなくなると、身が清らかになり、護摩の浄火を素足で渡ることによって、自分自身に降りかかる災難を除くことができる。あわせて、家内安全・商売繁盛・海上安全・交通安全・所願成就などを祈願する儀式である。

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火渡りは、護摩木とヒバの小枝が燃える中、約10メートルを素足で歩く荒修行。いつも見ても迫力のある荒行を見つめていると、今年一年何事もないようにと願わずにはいられない。

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