檜山地方の神楽舞(松前神楽)

厚沢部町富里地区 鷲之巣神社 宵宮祭

今年の8月は、本当に暑く汗をかいての取材がほとんどです。「どうしてしまったのでしょうか北海道」という感じであります。
8月の末になり、あまり行く神社がないと感じていましたら、姥神大神宮の宮司・藤枝さんから厚沢部町の神社の例祭日を教えてもらいましたので、厚沢部町での取材をしなければと思います。本当にご協力ありがとうございます。
残念ながら、鷲之巣神社の由緒は見つかりませんでした。北海道神社庁には登録されていない神社であります。
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鷲之巣神社


神社創設は、わからないので総代さんに聞いてみました。だいたい78年くらい前になるそうです。
この地区は、木々に鷲の巣が多かった所で「鷲之巣」という地名でした。「富里」という現在の地名になったのは昭和43年頃だそうです。
あまり大きいとは言えない本殿ですが、宵宮祭となると凄い人数が参拝してきました。各家1人はこの本殿にいるのではないだろうかと思わせるくらいです。それにしてもこの団結力というか、地域の力を感じました。
行われた神楽舞いは、御幣舞(ごへいまい)、鈴上げ(すずあげ)、番楽(ばんがく)、獅子舞(ししまい)の4座であります。
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御幣舞(ごへいまい)
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鈴上げ(すずあげ)
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番楽(ばんがく)
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獅子舞(ししまい)
今回はあえて広角で撮り、舞い人と参拝者も入るようにして撮影したコマを揃えてみました。
なんと明日の夕方には、せたな町松前神楽保存会による神楽奉奏が行われるということで、またお邪魔することになりました。この地で、せたな町松前神楽保存会の奉奏なのか?というのは、後ほど・・・

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