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後志地方の松前神楽

せたな町 事比羅神社 宵宮祭 2010

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今年も宵宮祭を取材させてもらいました、せたな町・事比羅神社であります。今年は本殿の改築され奇麗になっておりました。この時期は、お祭りが重なり何処に行こうか迷ってしまいます。
今年も宵宮祭だけの取材になりました。明日は、福島大神宮の宵宮祭となり、神楽を少し多く行われるようなので、そちらに行く事にしました。
事比羅神社の由緒は、

瀬棚郡(現瀬棚町・北桧山町・今金町)草創の神社であるが、創立年月は不詳である。天保9年、松前福山唐津内町の平田与三右ェ門が再建している。明治9年郷社に列し、同年12月に本殿方9尺、拝殿間口5間奥行3間の社殿を御造営、以後人家急増し境内の人馬の往来が激しくなり、境内地として適当でないとして明治25年12月6日、総代、祠掌ら7名の連署をもって隣接地に転社を出願。明治28年7月19日許可となり、同年9月10日社殿造営し現在地に遷座した。昭和10年7月28日社殿改築(本殿、幣殿、拝殿、神輿所、神饌所)造営され、今日に至っている。

※いつもながら北海道神社庁より引用
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改築された事比羅神社
    


本殿で行われた神楽舞いは、三番叟(さんばそう)、翁舞(おきなまい)、三條神楽より太平楽(たいへいがく)の3座であります。
三番叟(さんばそう)は、背が低く、顔が黒く、精力絶倫にして健康長寿、正道徳行の翁が、才智多い子孫に恵まれ自身もまた長寿であることを喜び舞う、家門の隆昌、子孫の繁栄を祝福した舞いであります。
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三番叟(さんばそう)
翁舞(おきなまい)は、面白く背が高く心柔和な老翁が、額にしわがよっても身体堅固で幾星霜を経る間に、身分が高い位に登った姿で、舞中に願意を言葉に表し、息災延命、立身出世を祝って舞う福禄寿の備わった最も目出度い舞いであります。
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翁舞(おきなまい)
三条神楽は、小樽・札幌・室蘭等で行われている神楽で、新潟県三条市の八幡神社に伝わる神楽であります。詳細はわからないので、調べてみると、

太平楽(たいへいらく)は、天の岩戸の変の時、イシコリドメノミコトが天の金山の鉄で、やたの鏡を造り、その完成を祝ったという故実による。太平楽とは、広辞苑によれば、”すきほうだい” ”でたらめ” ”のんきにかまえる”などの意味があり、この舞も二枚の盆を左右の手にそれぞれ一枚ずつもって即与に曲芸的に舞ったと云われてます。

とあります。こちらから引用しました。
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太平楽(たいへいがく)
ここで本殿での神楽は終了し、山車がある会場に向います。山車に魂を入れて、せたな町松前神楽保存会による神楽披露となります。
行われた神楽舞いは、福田舞(ふくだまい)、鈴上舞(すずあげまい)、兵法舞(へいほうまい)、十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい)の4座であります。
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会場に向う
福田舞(ふくだまい)、跡祓舞(あとはらいまい)とも云います。跡祓舞(あとはらいまい)は、宵宮祭で獅子舞を行わない神社で、一番最後に行うことから跡祓(あとはらい)とも云います。四方の神々を拝し、祓い清めて干ばつ、暴水、火難の災いを除き、五穀豊穣を祈願する舞いであります。
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福田舞(ふくだまい)
巫女さん4人による、鈴上舞であります。
鈴上げ(すずあげ)、神子舞(みこまい)、乙女舞(おとめまい)とも云います。
天女の天降るさまを舞う神子(みこ)の祝福の舞いであります。
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4人で舞う鈴上げ(すずあげ)
兵法舞(へいほうまい)は、松前藩の武威を及ぼし天下泰平を祈願する舞いです。最後に勝利した藩主が、敵の武器であった長刀を取り歓喜して一人にて舞います。北海道の歴史を表現した舞いであります。
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上2枚 兵法舞(へいほうまい)
最後の獅子舞は、寿都神社の宮司が獅子舞の五方を披露しました。
十二回手が変わるので、十二の手獅子舞と云われています。一年十二ヶ月を形どり、獅子幕も十二反使用するを本格とするのであると云われています。五方とは、東西南北と正中(真ん中)を祓い固め蝦夷鎮定、国土安穏を祈る様を表しています。
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上3枚 十二の手獅子舞・五方(じゅうにのてししまい・ごほう)
今年も宵宮際を拝見できました。
遷座祭でありましたので、寿都町松前神楽保存会の人にも会う事ができました。今年は、山車は3台が出るという事で祭りを盛り上げてくれるでしょう。ここは踊り山車ですが、本格的であります。日舞の先生を付けて踊りの稽古して、お祭りに備えるようで、舞いも本格的であります。
11月6日(土)は、小樽にて松前神楽合同披露会があります。4ブロックが集まるのは、あまりないことです。
一度、松前神楽を生で体感して下さい。詳細は、このブログでも紹介しようと思います。

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